明智先生ファッション劇場〜その１８：化粧台の美女

	雨の夜、冒頭でヒロイン（萩尾みどりさん）を拾ったセンセイ。助手席の小林君が気をきかせてくれました。「寂しそうな女性（ひと）だ…」などとすっかり彼女のとりこです。ストライプ入りのグレイのジャケットに、黒い水玉アスコットタイがカジュアルでおしゃれ。
	前回と同じ千鳥格子のジャケット、それと腕には金時計（後から出てくるのとはまた別）。
	文代さんの友人の結婚式でスピーチを頼まれたセンセイ。蝶ネクタイ＆フリル付きシャツで、文代さんを迎えに美容院に急いでます。ちょっとポケットチーフが飛び出し気味？
	よく見るとなにやら凝った生地です。当時の流行機器（たぶん）・カーテレフォンを取るところ。
	前回も着ていた淡い草色のツイード上着。「警部、なんですこんな夜更けに」って、センセイこそなんでそんな夜更けにぱりっと着込んで事務所にいるのか、よくわかりません。
	殺人現場に急行、ドクロ蜘蛛を興味深そうに眺めるセンセイ。前はグリーンのネクタイにブルーのズボンでしたが、今回はネクタイ、ズボン、靴をブラウンで合わせています。
	[15]でも見られたドット柄ツーピースで、井伊大老（中村竹弥さん）の後ろに控える長野主膳＠天皇の世紀（の11年後）。ネクタイは前回、叶さんとチークダンスを踊っていたときと同じです。
	おそらく初出のグレイのジャケット（襟元などの縁取りがお洒落）に、黒のタートルネックを合わせています。小林君は着たきり雀ですが、文代さんはセンセイ同様お着替え頻度が高いです。ちなみに事務所の内装も、どことなくアメリカナイズされています。
	今度はストライプ入り白ジャケットに黒ズボンをあわせて。
	さきほどのアップ。[7]の組長ジャケットと良く似ていますが、あれよりもゴージャスな感じです。
	前回も登場した（LP「夫婦傘」の表紙と同じ）厚めのジャケットと、新年ご挨拶の際の緑のネクタイ。ネクタイ柄はよくみると縄目なのがさすが（？）です。
	時計のアップ。深夜12時の待ち合わせで、5分前にはちゃんとスタンバってるセンセイ、律儀です。それにしてもこんな時間に遊園地が開いていて良いものなんでしょうか。
	オープニングの千鳥格子ジャケット全景。襟の形が違うことから、[9]とは別物のようです。「ファックス買ったの？」「リースです」
	珍しい紫のジャケットです。ズボンは淡いグレイかと。
	煙草はシガレットホルダーで。
	しかもこのとき、靴はぴかぴかエナメルです。
	黒タートルネック＆黒ズボンにカジュアルなジャケット（これからカーチェイスしたりわんこ撫でたりしなきゃならないので身軽）を着用して、撮影現場の片隅にて待機。今回はこのような撮影の裏側が垣間見られて面白いです。
	かっちりしたブルーの三つ揃いで、山本学さんを怯えさせています（違います）
	先程の三つ揃いアップ。生地が豪華そうです。あとなんだかアジサイっぽいネクタイ柄もクール（？）
	変装解除・その１。糊は控え目、というより目立たない色にしているようです。目立ってもいいのに。
	相手はラスボス一人なので、ちょっと勝ち誇った顔で変装解除。次の用意でもしていたのか、コートは脱いでくれませんでした。
	二度目の変装解除シーン。やはり糊は地味に、たっぷりタメながらぺりぺりしてくれました。
	今度は薄幸ヒロインも側にいるので、さっきより悲しそうな表情がポイント。
	タートルネック＆ジャケットのままでもいいじゃないかと思うのに、しかも現場に来たときはさっきのブルーの三つ揃いだったはずなのに、なぜかこうなります。でも最後が白だとワクワクするんですよねこれが。
	単色のネクタイ、ちゃんと地模様つきでした。ちなみにこれは予告編（とハイライト）にある、「毒蜘蛛に襲われたヒロインを間一髪で助けるかっこいいセンセイの図」なんですが、こんなシーンはありません。
	【番外編：わんことセンセイ】 みんな大丈夫か、と人質に取られた人たちを介抱している深刻な場面で、我関せずでやたらとわんこ（捜査犬）を激ナデしているセンセイ（右から2番目）がなんとも微笑ましいワンシーン。