明智先生ファッション劇場〜その20:天使と悪魔の美女
霧に浮かぶトレンチコート 「イブの夜、大富豪宅へお呼ばれのセンセイ、霧の中を歩く」の巻。これがラストなら「昭和ブルース」が聞えてきそうですが、冒頭です。
マフラーは白黒 トレンチを脱いだところ。スーツが白いせいか、白黒マフラーが強烈。
蝶ネクタイ&白スーツ ブラウスにはひらひらレース、スーツもよく見るとキラキラ、いきなり勝負服のようないでたち(でもズボンは黒)。今夜は仮装パーティーと聞かされ驚くセンセイですが、そのままで違和感ないといいますか、剥製の鹿も目を見張る衣装です。
夫婦傘 クレジットは「夫婦傘」なスーツで。今回は「レコード・ジャケットで見たことあるような服」の多いセンセイです。
ストライプ お次はグレイのストライプ、ズボンは紺(か黒)。今回、やけにネクタイピンが目立つようになりました(というより、今まで留めてましたっけ?)これが北大路さんに引き継がれたものなのでしょうか。・・・それより何より顔つきがネタバレしてますセンセイ。
ネクタイ違い ネクタイだけ違う別シーンです。良く見ると襟の部分に特長のあるジャケットです。
恋酒 淡いブラウンスーツ(「恋酒」?)で決めたセンセイ、事務所にて。ネクタイは[16]でも着用していたのと同じようです。
会田風 事務所の一室にこもって好きなだけ煙出しながら映像とにらめっこのセンセイ、怖い顔といい、珍しく着崩れた様子がなんだか会田@非ライです(とはいえ会田も滅多に着崩れませんが)
ブラウンスーツ ポケットチーフの入れ方(折り方)が服によって違うあたりがさすがだなあと思います。
キルティングコート 先のスーツを80年代なキルティング・コート(「北の海にて」?)に包んで、四谷・迎賓館の門あたりを散策。無国籍な雰囲気のおふたりです。
プレイボーイ? ラフな服装で偵察中に真相を確信、アジトで犯人に対峙するセンセイ。スカーフは[5]と同じく「PLAYBOY」なのでしょうか、まだ時間でもないのにあまりにも自信満々に指差しとかしちゃったおかげで、この直後エラいこと(番外編参照)になってしまいます。
タオル地シャツ エラいことクライマックス時。着心地良さそうな(タオル地?)シャツです。…ところで私はリアルタイム鑑賞時から今までずっと「これは別人」だと思い込んでいたのですが、今回キャプチャーしてみると目鼻のラインはセンセイそのものかなという気がしてきました(なんだか新東宝時代のようでもあり)。どうなんでしょうか。
べりべり 変装解除シーン。糊少なめでスムーズに剥がれていました。
べりべり後 目の前の状況が複雑なだけに、表情も複雑です。
ワンツースリー 着物なのでバッと脱いだだけのように見えます。現れたのは真の勝負服・白のダブル。靴はブラウンでした。
ラストシーン 若い新メンバーを両脇に、コートを羽織って「私の謎ときの出番がなかった…」(嘘)とアンニュイな物思いにふけるセンセイ。
危うしセンセイ 【番外編:危うしセンセイ】
元旦放送だというのに退廃的なエロスてんこもりの今作品、子供心に強烈な印象を残してくれましたが、やはりこのエラいことになるシーンが最もいろんな意味で「うわぁあああ」だったのは言うまでもありません。センセイまでなにもそこまで。
事務所の変貌 【番外編:事務所の変貌】
メンバーが新しくなり、事務所内も変わりました。なんだか収まりの悪い位置にあるセンセイのデスクといい、殺風景なドアといい、よほど資金繰りが大変なのかと勘ぐってしまいます。