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『初笑い寛永御前試合』
『初笑い寛永御前試合』(1953年・S43)

綺麗どころと踊り三昧の家光公は、ご意見番の大久保彦左(古川ロッパ)に諌められ、免許皆伝のツワモノたちを募って御前試合を催すことに。

免許がないがズル賢さは人一倍ある穴沢玄達(益田キートン)は、試合に勝って生駒一心斉(江川宇礼雄)の道場と一人娘・弥生(光岡早苗)をゲットするために策略を巡らせ、小柄勝負で一心斉の右手を使えなくしたほか、上京してきた侍・竹内直人(森川信)の免許状をスリの勘八(堺駿二)に狙わせた。

ところが竹内の免許状は、ひょんなことから一心斉の愛弟子・布袋市兵衛(花菱アチャコ)の手に。人の難儀を放っておけない市兵衛は竹内捜しに奔走、それを追う玄達一味やら竹内と訳アリの女スリ・お浜(藤間紫)、そして勘八の母(清川虹子)などが入り乱れ、むちゃくちゃでござりまするがな〜な展開が幕を開ける…!

一心太助がマイク持って宣伝カーに乗ってたり、ジンギスカンVS猿飛佐助なんていう試合があったり、時代考証そっちのけのストーリー展開に脱力(でも面白い)。

ところで柳生役で出ているらしい天っちゃんだが、確かにクレジットのほぼ最後あたりに名前が出てきたものの(こちら)、試合のジャッジ・柳生飛騨守(こちら)はどう見ても別人だ。それではと目を凝らしてみたところ、応援団の中にそれらしい姿を発見した(ほとんど同じショットだが、とりあえず3枚: その1その2その3)。

しかし、クレジットされてて出番がコレだけというのも解せないのでもう一度見直してみると、どうやら冒頭で「殿、大久保様がおみえになりました」と告げに来る家来がそうなのではないかという気がしてきた(その1その2)。顔はほとんど分からないが、ちょっぴり胡散臭げな鼻にかかった声がそれらしいなあと。

どちらにせよ、まだまだ仕出しクンなのであった。

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| 映画::新東宝 | 04:02 PM | comments (x) | trackback (x) |
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