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[19] 湖底の美女
どろどろと複雑な人間模様や、悲しい過去を引きずる犯人の悲劇の顛末は、乱歩というよりは横溝正史テイスト。だからかどうか、「私は事件が解決に向かった時、いつも自分の無力さを痛感します。もう少し早く気がついていたら、貴方の罪を少なくすることができたのにと・・・」 などと、明智センセイがまるで金田一耕助のような発言をするくだりがあるのが珍しいです。ギリシャ悲劇でいう「コロス」的立場を担っている金田一とは違い、明智小五郎は犯罪そのものに興味があって人間は二の次というイメージ(いわば「犯罪研究家」?)があるので、犯罪を防げず無力さに打ちのめされる明智センセイ、ってのには違和感があるといいますか、正直そんなガラじゃないだろうと(もう少し早く気づいていたら、って、そもそも休暇モードでなかなか仕事を引き受けなかったのはいったい誰ですか)

*サングラスにラフな服装の明智センセイ(休暇モード)は、そこいらの中年のオッサンと変わりありませんが、ひとたび事件に向き合うと目の輝きや仕草がソレらしくなってくるのであら不思議。

*リアルタイムで観ていたときはお魚と泳げるなんて素敵だなあ、と思っていましたが、今となっては「あんな水槽で思いっきり泳ぐもなにもないだろう!(しかも魚のウロコで汚そうだし)」とツッコンでしまいます。純粋さをなくしちゃった(苦笑)

【明智先生ファッション劇場】:センセイの服装をキャプチャーしてみました(休暇モードのセンセイをご堪能ください)

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| TVドラマ(現代劇)::江戸川乱歩シリーズ | 10:13 PM | comments (x) | trackback (x) |
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