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[24] 妖しい傷あとの美女
濃厚な原作と濃厚な80年代風俗が相まって、実に美女シリーズらしいコッテリ具合が堪能できます。そしてあくまでストイックな明智センセイ的に、ではあるものの、「一線越えちゃいました」な美女との絡みは特筆事項かと(でもってこちらも意外に濃厚)。

冒頭、定期健診をさぼって美術館へしけこむ明智センセイ。時期が時期(1985年3月放送:天知氏急逝は同年7月)だけに、首根っこ捕まえてでも病院へ連れて行きたくなりました(センセイを、というより天っちゃんを)。「人間、どんなに丈夫そうに見えても、どんな病気が潜んでないとも限らんからねえ」という波越警部(荒井注)の台詞がコタエます。

その他、劇中で戒名付きの立派なお葬式なんか出してるからやん!とか、革靴(シークレット度高し)履いたままお寺の本堂を歩き回ってるからやん!とか、怪しいジャケットで怪しい店に入り込むからやん!とか(だんだん意味不明)、天知氏の危険な(?)一挙手一投足につっこみながら、次作(最終作)よりも色々と感無量になりながら見てしまう回です。やっぱり最後期のは、良い意味でこなれてきていたから余計に見てると悲しくなるなあ。

*リアルタイムで見ていたとき、TVにカセットレコーダーを近づけて「君、安らかに・・・明智小五郎」の台詞部分からエンディングを録音したのをよおく覚えてます(あのテーマ曲を永久保存したかった模様)。

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| TVドラマ(現代劇)::江戸川乱歩シリーズ | 10:36 PM | comments (x) | trackback (x) |
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