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江戸の牙 #22
「女郎蜘蛛が泣いた」(1980年・S55・2月26日OA)

剣さん(天知茂)にホの字の蕎麦屋「白菊」の色白女将・おきく(村松英子)は、かつて世間を賑わせた義賊・土蜘蛛一味の頭目の養女で、“女郎蜘蛛”と呼ばれた凄腕の錠前破り。頭目が部下の裏切りで憤死した際、弟の佐吉(下塚誠)と共に泥棒稼業から足を洗っていたのだが、当の裏切り者・竜次(片桐竜次)がニュー土蜘蛛一味を率いて悪逆の限りを尽くしているのを知った佐吉が彼を糾弾するも逆に捕らえられ、おきくは弟の命と引き換えに盗みを強要される羽目に陥ってしまった。

「俺は“女郎蜘蛛”を見付けたら斬らなくちゃならねえんだ。俺はそんなことはしたくねえ。…分かってくれるな」おきくの正体、そして苦境を知った剣さんは、彼女を制して単身で土蜘蛛一味のアジトへ乗り込む。が、佐吉を助けた後で落とし穴に落とされあろうことか気絶。しかも逃したはずの佐吉はすぐに捕まってしまい、結局おきくは寺社奉行の屋敷へ忍び込むことに。

彼女が将軍家拝領の壺を盗んでいる最中、剣さんはいつのまにか二本差しを取られ念入りに縛りあげられた揚句、えらく大掛かりな時限爆破装置まで備えられて大ピンチ。しかしそこは誰あろう剣さん、機転を効かせまくって脱出すると、おきくと竜次の取引場所へとダッシュする。

だが時既に遅く、壺をゲットした竜次一味に佐吉は斬られ重傷、おきくも凶刃に倒れていた。竜次を叩き斬った剣さんは「旦那にだけは見せたくなかった…」そう呟いて胸の中で動かなくなったおきくの肩の女郎蜘蛛の刺青を、そっと隠してやるのだった。

そして江戸の牙は、竜次たちを動かしていた寺社奉行職を狙う白木(川辺久造)と火盗改めをまとめて成敗。生き残った佐吉の幸せな生活を確認し、剣さんは朝の散歩(=エンディング)へと向かった。

*潔いほどネタバレしていた最初の頃と違って、近ごろの予告編は少しは危機感を抱かせてくれる作りになっている(今回でいえば、殺陣の場面で剣さんの姿を映していないとか)。少しだが。
*明智センセイ並の脱出力の剣さん。もうすこし味方を頼ってもいいんじゃないのか。
*出陣部屋に竜の屏風。剣さんの睨みと併せて怒りMAXな様子がよく表れていた。
*「何者だ」と問われニヤリと笑う剣さんの背後からひょいひょい出てくる3人。ああ戦隊チック(というより身長・体格差を考えると特撮チックというべきか)。

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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:47 PM | comments (x) | trackback (x) |
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