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江戸の牙 #3
「阿片!墓標なき男」(1979年・S54・10月16日OA)

巷ではご禁制の阿片が横行していた。茶屋の二階で阿片の密売がなされるという情報で駆けつけた八丁堀の連中が見つけたのは、真っ昼間から芸者の膝枕で耳かきしてもらっている呑気な本所方与力・剣(つるぎ)精四郎(黒扇子でさりげなく顔隠しちゃったりなんかして粋な天知茂)。ガセネタだったのか、と連中は引きあげるが実は芸者・おしんは恋人から阿片を預かっていたのだ!・・・という話はもすこし進んでから判明するわけだが、どうも怪しいと睨んだ剣さんは本所方でも調べを進めようとする。

しかし伝さん(若林豪)が、他のメンバーがいては危険だ、一人で探索に当たらせてほしいと願い出る。彼にはかつて隠密廻り同心だったとき同じような抜け荷事件を担当、情報が漏れていたせいで部下を2人死なせてしまいお役御免になったという過去があったのだ(そして職にあぶれていたときに剣さんに拾われたらしい)。

捜査を進めるうちに、伝さんは元・同僚の原田(藤巻潤)に出くわす。阿片がらみの事件の担当だという原田だが、実は同心を隠れ蓑に黒幕サイドと共謀している張本人が彼だった。不治の病に侵された愛妻の苦痛を和らげるために阿片を調達せねばならなかった原田。果たして伝さんは彼を糾弾できるのか?

・・・という、伝さんメインの回。後の回に出てくる奥さんの悲劇といい、「江戸の牙」レギュラー陣で色々とハードな過去が語られるのは伝さんだけなのだが、普段から情念の塊みたいな顔のひと(=天っちゃん)が側にいるせいか、いまひとつ陰翳がみえてこないあたりがちょっともったいない(しかも回を負うごとにだんだんキャラが軽くなってくるし)。

*ちなみにホームドラマchの番宣で使われているディープなふたりの写真は、釣りにきていた剣さんに「オレひとりに任せてほしい」と伝さんが相談にいったときのもの。はじめて見たときから「うわっ、特濃!」と思っていたが、改めてみてもやはり濃い。

*今回の決め台詞の締めは「江戸の牙、参っ上!(↓)」と下がっていた。こっちのほうがドスきいててナイス。

*まだ例の“すちゃちゃちゃっ!”(=光速で刀を持ち替えて鞘に収める仕草)は登場していないが、今回は仕事が済むと二刀をクロスして一気に鞘に収めるという荒業を披露してくれた剣さん。両方とも鞘に収まったかどうかは(見えてないので)想像にお任せ、ってところか?

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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 11:13 PM | comments (x) | trackback (x) |
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