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大江戸捜査網 #16
「喧嘩渡世 命売ります!」(1971年・S46・1月17日OA)

我こそは上様のご落胤の綾姫なるぞよと、3組もの親娘が名乗り出た。皆それらしい証拠の品を携えているため、家老や内藤勘解由(中村竹弥)には誰が本物のお姫様なのか見当も付かない。だがたった一人だけ、綾姫を見分けられる人物がいた。幼い頃共に育った乳兄妹、元旗本の淡野(=あわの)右近(天知茂)だ。

早速ご家老は協力を要請するが、自ら家禄を返上し今は喧嘩の仲裁などを生業としている偏屈浪人の右近(登場時には大根の漬物を切ってぽりぽり喰ってたお気楽振り)は首を縦に振らない。内藤に命じられた十文字小弥太(杉良太郎)は、彼のへそ曲がりな性格を逆手にとり、ようやく3人の娘がいる下屋敷へと向かわせることに成功した。

だが面通しをする直前で苦しみ出す右近。どうやら毒を盛られたらしい。「時の人」である彼は屋敷に来る前も黒装束の連中に襲われていた。それにしてはなんだか白々しい倒れ方だが、次の場面ではウンウン唸って寝込んでいる。とそこへ1組の親娘がこっそり現われ、右近の首に紐を巻きつけ両サイドからぎゅっと締め・・・床に転がった。小刀を手に起き上がった右近(やはり騙していた模様)、これで1組脱落〜と屈託が無い

残りの娘たち――おきくとおふみ――に会った右近は顔を見るなり黙り込んだ。どっち?どっち?とせっつくご家老に「抱けばわかる」と冗談めかして呆れられるが、実は本物の綾姫には腕に3つの黒子があることを彼だけが知っているのだ。おふみと恋仲の男が押しかけてきて騒動になった際、彼女の腕に偶然ソレを見つけてしまう右近だったが、好きな男と里で暮らしたい彼女の幸せを考え、沈黙を守ってやる。

そして右近を狙った黒装束は、おきくの養父(神官)の差し金であることが判明する。再び寝込みを襲われるも颯爽と二刀流で退治した右近、その後会ったときから怪しいと睨んでいた小弥太とサシで(匕首VS懐刀で)勝負を挑み相討ちになりかけるが、アンタッチャブル仲間の井坂十蔵(瑳川哲朗)に阻まれるというオマケがついて一件落着。

二人ともニセモノでした、そう証言して(真相を知る小弥太には睨みをきかせて無理やり黙らせて)屋敷を後にした右近は、「侍もやめるつもりだ」と小弥太に告げ、のんびり風来旅へと向かうのであった・・・。

*同時期の「水戸黄門」ゲスト時のキャラクター(沖山船十郎)にとても近い、三枚目の勝った浪人役。お気楽そうにみえてもやはり隙がないのだが、なんだか嬉しそうに演じているので見ていて楽しかった。しかし侍やめちゃってどうする気だ右近。占い師でも始めるのか?

*予告では「天知茂を迎えて送る次回・・・」と役者の名前入りで大々的に紹介されていた。

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| TVドラマ(時代劇)::その他(ゲスト) | 12:02 PM | comments (x) | trackback (x) |
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