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砂の器(前・後編)
砂の器(1962年・S37・2月23日・3月2日OA)TBS 20:00-21:00

出演:高松英郎、月田昌也、天知茂、夏目俊二、美杉てい子、千秋みつる、香月京子、藤沢宏、飯沼慧
【東北-山陰へ刑事はとぶ】
TBSテレビは今夜8時からの「金曜劇場」で、松本清張原作、大垣肇脚色の「砂の器・前編」を放送する。前後編で2時間スタジオ・ドラマとしてははじめての本格的推理もの。ロケ30か所の実景フィルムも入れ、出演者90人に及ぶという。
――東京・蒲田駅構内で、男の他殺死体が発見される。年齢52、3歳。今西刑事(高松英郎)と吉村刑事(月田昌也)は、その前夜、被害者らしい男が駅付近のバーで若い男と飲んでいたことをつきとめる。その席上、「カメダは…相変わらずでしょうね」と、若い男が被害者にたずねていたこと、被害者に東北ナマリがあったことも知る。
しかし、東北地方では、手がかりがつかめない。やがて、被害者は岡山県の雑貨商・三木謙一とわかる。「カメダ」の疑問を追う今西刑事は、国語研究所で、意外にもズーズー弁は東北だけでなく、岡山に隣接する出雲地方にもあることを教えられ、それがヒントで同地方に亀嵩(カメダケ)という土地があることを知った…。
担当ディレクターは「大臣の娘との結婚、渡米という前途を目前にした新進前衛作曲家・和賀英良(夏目俊二)が、ライ病者を父に持つ自分の素姓を隠し通すために、命の恩人でもある老人を殺す――という犯行動機のなかにひそむ問題に焦点をおきたい。つまり、前衛的なスタイルをとる者の心に、案外古い立身出世主義が巣食っているというテーマを、とくに盛り上げたかった」といっている。
(以上、朝日新聞縮刷版より引用)

*クレジットは加賀役の夏目さんより先。ということは天っちゃんは、(映画では存在を抹消されていたが)原作で最初っから挙動が犯人っぽい評論家・関川重雄役が濃厚という気がするが、カメダまでアリバイ作りに行く俳優の宮田邦郎でも面白いなと思う(でも宮田は“背が高い”そうなので除外か)

*それにしても、こんなあからさまなネタばれ解説をされてはミスリードもなにもあったもんではない(それだけ小説が当時から有名だったということか)

※(2009.9.2追加)読売新聞より引用:
【二回にわたってドラマ化】
金曜劇場(TBSテレビ後8:00)読売新聞に連載され、近く松竹で映画化する予定の松本清張原作「砂の器」のテレビドラマ化で、二時間ドラマでは初めての本格的推理物である。蒲田駅構内で発見された殺害死体をめぐって舞台が秋田や鳥取にとぶというロケ30か所以上に及んだ作品。
一つの殺人事件を描いていく中で、前衛的な生活スタイルをとる者の心に古い立身出世主義が巣食っているというテーマを追う。きょうは前編。
(脚色)大垣肇。
【出演】
今西栄太郎(高松英郎)、吉村弘(月田昌也)、関川重雄(天知茂)、和賀英良(夏目俊二)ほか。
*やっぱり関川だった。

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| TVドラマ(現代劇)::その他(単発など) | 09:53 PM | comments (x) | trackback (x) |
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