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新日本珍道中 西日本の巻
『新日本珍道中 西日本の巻』(1958年・S33)

創立十周年を迎えた新東洋タイムスでは、4人の社員を表日本チームと裏日本チームに分け、美女を探しながらの西日本早がけ競争を企画。表日本担当の黒田忠夫(高島忠夫)と赤川三郎(坊屋三郎)、裏日本担当の宇山健(宇津井健)と鮎沢浩(鮎川浩)は賞金三十万を賭け、鹿児島を出発して東京を目指した――。

新東宝の創立十周年記念映画ゆえ、オールスター・キャストがイーストマンカラーもまぶしく登場。ただしほとんどがチョイ役、さらっと出ては消えていくので、のどかすぎる西日本各地の風景や人々の熱烈歓迎ぶりを楽しみながらも忙しいことこの上ない。

しかし今回は「河鹿荘の番頭」であるというヒントがあったため(しかも58年は既に“仕出し”脱却時期でもあり)、天知探しは余裕を持って進められた。が、出てくるまでが正直長く、裏日本チームが山中温泉の河鹿荘に到着したのはおよそ1時間23分後だった。

無一文なのに芸者とどんちゃん騒ぎした健と浩は翌日、女将に釈明。そこに姿勢良く控えていたのが、番頭の天知茂。女将の後ろで厳しい顔をしていたのが、お調子者の二人をあっさり許してお小遣いまで出す太っ腹女将を呆れたように見る表情がなりきっていて面白い。だがセリフはたった一言「おかみさん、いいんですか?」のみ。こっちがそう言いたい。(そんな扱いで)いいんですか天っちゃん!

*いかにも番頭然としているが、髪の寝癖(?)が微笑ましい番頭さんでもある(こんな感じ

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| 映画::新東宝 | 12:09 AM | comments (x) | trackback (x) |
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