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『青春ジャズ娘』
『青春ジャズ娘』(1953年・S43)

ジャズ全盛の時代。大学対抗コンテストで見事優勝した城南大学のジャズバンド「シックス・メロディアンズ」は喜びに沸く一方、ドラマー・青木(フランキー堺)らの引き抜き問題が浮上し、分裂の危機が訪れていた。リーダー格のトランペッター・後藤春彦(片山明彦)も代議士のお父ちゃんの反対を受けながら、なんとかメンバーたちを(というより青木を)引き留めようと奔走する。

青木を引き抜いたのは悪徳ブローカー・山崎(三島雅夫)とその部下の安木(大泉滉)。新聞記者の三上(水島道太郎)や恋人でボーカルの俊子(新倉美子)、そして優勝時の審査員だった江利チエミ(本人役)らの協力により、紆余曲折の後に再び集うことができた6人は、著名ミュージシャンたちとの共演を見事に果たすのだった。

もしかしたらこの映画が初クレジット作かもしれない22歳の天っちゃんはシックス・メロディアンズのピアノマン・石川。片山明彦・フランキー堺・高島忠夫・小笠原弘・島津猛(君島靖二ではなく)といったメンバー中、実年齢が最年少なことも手伝ってか、実に物静かで押しの弱そうな青年だった(際立った台詞は「ハイ」ひとつ)。「青木はどこなんだ」「青木は大丈夫かなあ」など、青木ばっかり気にしているメンバーだが、こっちはさりげなく画面から消えているメロディアン・ミニ(失礼)が心配で仕方がなかった(場末のキャバレーでピアノ弾きになっていた模様)。

【少ない見せ場をキャプチャー】
楽屋でイメージトレーニング(後ろはボン・高島)
コンテストで演奏中(けっこうノリノリ)
・また集まるぜ、と小笠原さん(右)から伝言を受けたところ(この目つきがいい)。そのあとピアノ弾きながら笑顔でOKサインを出す(さわやか系)

*「高英男のシャンソンうまかったわ〜」「東京キューバン・ボーイズ観にいったわ〜」「トニー谷の真似して学校でウケたわ〜」と当時の青春ジャズ娘(=母)に見せると非常に喜んでいた。新東宝の映画でこんなにウケたのはこれが初めてだ(別の意味でウケていたのは『婦系図より 湯島に散る花』だったが) ちなみに天っちゃんに関しては、(痩せすぎてて)服に負けてるどころか椅子にも負けてはると身も蓋もないコメントを残してくれた。

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| 映画::新東宝 | 11:45 PM | comments (x) | trackback (x) |
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