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非情のライセンス 第2シリーズ #100
#152「兇悪の憧憬(あこがれ)」(1976年・S51・9月23日OA)

マンションで女が絞殺された。凶器のネクタイは相思相愛の恋人のもの。
仕組まれた完全犯罪。
彼女は会田(天知茂)に告げていた。
――私の身に万一のことがあれば、テレビの裏側を見て――。

女の名は幾野純子(范文雀)、暴力団が仕切る銀座の高級クラブ「エンパイア」のNo.1ホステスである(源氏名は「ジュン」←姓がサンダースかは不明)。立て続けに同僚(坂井&右田)を亡くしてメランコリックな会田は、矢部(山村総)から(銀座が似合う云々の理由で)彼女の身辺調査を命じられた。女性の海外進出など問題外の某国出身者であるにも関わらず日本へ来ている彼女は、マスコミや政財界の大物を顧客につけ、取引のため多額の札束を持ち歩いているらしい。

新聞社の経済部長(名前は大久保平三郎)に扮して純子に接近した会田。例のごとくすぐバレるが、ヤーさん連中の厳重な監視をかいくぐり自宅へ押しかけた彼にほだされたのか、純子は海外出国を条件に情報機関のスパイめいた仕事をさせられていることをほのめかす。だが真相をすべて明かすことへのわずかの逡巡の隙に殺されてしまったのだ。

ルポライターの小寺茂(睦五郎)は妻子ある身でありながら、そんな純子を不憫に思い関係を培ってきたのだが、組織に知られ、犯人に仕立て上げられた。そして会田がテレビの裏で見つけたのは、某国の情報機関の重要人物の写真。相手が相手だけに、特捜部の存続を賭けて組織に挑んだ会田たちは、小寺の協力を得て黒幕たちに手錠をかける。

処遇待ちの特捜部屋にて。特捜部が潰れても他でやっていけばいい、と呑気な浮田(松山英太郎)と何も言わないけどそう思ってるっぽい岩田(岩城力也)にふざけんなとばかりに「この部屋を出て二度と戻ってこなかった者たちのためにも、俺は最後までここにいる・・・!」と再び坂井&右田の写真を見ながら眼をうるませる会田。そんな彼を矢部部長は「俺が眼の黒いうちは潰させやしないから安心しろ」と励まし、皆を飲み会に誘うのだった(昭和ブルースは1番)

*キリのいい時期の100回記念作品。それゆえ(ではないだろうが)久々にR指定なお休みシーンあり。しかし、二度と戻ってこなかったのは坂井さんや右田さんだけでなくもっといたよ会田!(生きてても戻ってこなかった若い刑事もちらほらいたし)

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 10:31 PM | comments (x) | trackback (x) |
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