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非情のライセンス 第1シリーズ #7
#7「兇悪の土地」(1973年・S48・5月17日OA)

関東系の新鋭会と関西系の毛利組、2つの暴力団がしのぎを削る街にやってきたグラサン男(=会田:天知茂)。所有地を巡って何者かに殺された岩下老人の遺産相続人・佐倉一郎として街に乗り込み、2匹の狼たちをかみ合わせるのが今回の彼の任務である。

子連れの花屋の女主人・光子(葉山葉子)にはフェミニストぶりを発揮する傍ら、“佐倉一郎”として岩下邸入りし、早速ヤクザたちをかき回す会田。だが、いけすかない一課の橘警部(渡辺文雄)が出張ってきている上、岩下老人殺しの報酬をたかる男をボスの命令で殺したばかりの新鋭会の品田(杉江広太郎)に「あいつは確か半年前に…!」と面が割れてしまい、カンカン踊りをさせられる羽目に(…までは至っていないが、サウナの浴槽で危ない目に)。暴走を心配する橘が所轄の刑事を寄こしてくれて事なきを得たが、やられたらやり返す主義の会田は品田を兇悪に嬉しそうにボコ殴って監禁したのち、両方のボス(近藤宏&伊藤豪)を時間差で呼び出して相討ちを仕掛け一網打尽にする。

しかし一番の悪人は、ヤクザたちを手玉に取り、裏で中央の黒幕と共謀して私腹を肥やそうとしていた弁護士・笹森保(川合伸旺)。会田は品田に耳打ちして解放し、笹森を彼の手で抹殺させるのだった。

街を一掃して帰途につく会田の前に、光子の花車が通りかかる。会田の身辺を探れと笹森に強要され、岩下邸で色仕掛けに出てやんわりたしなめられた彼女は眼を合わそうとしなかった(でも所轄刑事が彼女を警護してくれてるのを見て少し安心した表情を浮かべながら、咥えたサングラスを掛けて去ってゆく会田で昭和ブルース4番)

*東京を離れ、別人になりすましての潜入捜査なのに、すぐにヤクザに面は割れるわ班長さんは所轄署で素性をばらしまくるわで分が悪そうな会田。しかし悪い奴の潰し合いに持ち込む知能戦が面白かった。

*サウナで矢部さんに報告しているとき(品田に襲われる直前)、生脚から舐めるように全身(ガウン姿)を映していくといった、お茶の間の奥様がお茶と鼻血を噴きそうなモデル並みのカメラワークが見られたのだが、あれは何のサービスだったのだろう。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス1 | 11:46 PM | comments (x) | trackback (x) |
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