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江戸の牙 #26(終)
「死斗・男たちの挽歌」(1980年・S55・3月25日OA)
――若年寄・岩倉忠敬(平田昭彦)の手によって正体を暴かれた江戸の牙にかつてない危機が!
本所方の4人は逮捕され、伝馬町の牢屋敷送りに。
軍兵衛(三船敏郎)は上意により蟄居の身に。
岩倉の目的は大番頭・朝比奈軍兵衛の失脚を図り老中の座につくことであった。
苦心の末、脱獄に成功した剣(天知茂)たちは、軍兵衛と合流、最後の反撃に出た。
「江戸の牙を結成する際、おぬしたちはワシに命を預けた。
その命、返すときがきたようだ」(by 軍兵衛)
待ち受ける徒目付たちの中に切り込む5匹の牙。
凄絶な大立ち回りが展開される。
最終回・江戸の牙「死斗・男たちの挽歌」、どうぞご期待ください!――
(↑まさにそのまんまの展開なので予告編引用)

金の力で老中に成り上がろうとする岩倉は、異を唱える軍兵衛さまが邪魔。そこでさしたる証拠もなく、今評判の「江戸の牙」の黒幕が彼で、実行犯は本所方だあ!とでっち上げた。しかしそれがズバッと大当たりだったせいでメンバー全員大弱り。

岩倉の動きを見越して、新米同心ズだけは南町へと栄転させておいた軍兵衛さまだが、剣さん・半さん(坂上二郎)・兵さん(藤村俊二)は徒(=かち)目付に捕らえられてしまう。だが伝さん(若林豪)が槍やらバズーカやら白装束やらを囲炉裏の下に隠してから捕まったので、岩倉の腹心・檜垣(山本麟一)ら徒目付は証拠を見つけることができない。

それぞれ別部屋に囚われる4人。DVDのあらすじには「江戸の牙には過酷な拷問が加えられる」なんて文言も入っていたので「つ、剣さんがあんなことやこんなことに・・・?」と、何かこう美女シリーズっぽいものを想像してドキドキしたが、一番頑丈そうな伝さんがスタンダードな“竹刀でビシバシ”を一手に引き受けてくれて後のメンバーは無傷だった。そして次は兵さん、というところで脱獄を決行(このシーンの剣さんは珍しいことにものすごく焦っており、自分は何もせず他のメンバーを急かしまくっている)、難を逃れていた志乃さん(白都真理)の助力を得て、蟄居を命ぜられている軍兵衛さま宅から軍兵衛さまと雪さん(竹下景子)を救い出した。

面目丸つぶれの岩倉はニセ江戸の牙を暗躍させ、軍兵衛さまの朋輩・秋月(幸田宗丸)を殺害したり、罪の無い町人たちを襲うという作戦に出た。すっかり評判が地に落ちてしまった江戸の牙。一同を集めて先の台詞を口にする軍兵衛さまに対し、それは岩倉を殺ってからだ、それまで命はお預けしますと反論する4人だが、軍兵衛さまはダメだと言う。なぜならそれは「ワシも行く」からだった・・・!

父の身を案じる一方で「これを剣さまへ」と大事なお守りをことづてた雪さん(ワシにはないのか←軍兵衛さまの心の声)は、先に志乃さんと江戸を脱出。牙たちはツートップで岩倉邸へと歩みを進めるのだが、既に牙対策を練っていた岩倉の槍攻撃やら無差別鉄砲攻撃でかなりピンチに。しかしあわやというところで、一緒に来たはずなのになぜか姿が見えなかった軍兵衛さまが颯爽と現われ、形勢逆転。第1話の岸田森さんを髣髴させる往生際の平田さん(=岩倉)を地獄に送ったメンバーは、哀愁を帯びたムード歌謡(「過去」)をBGMに、いづこともなく去ってゆくのだった…。

*戦隊モノの最終回っぽく(?)予定調和で華麗に大団円。とはいえ、普通は先にニセ牙を出して本物をおびき寄せ捕縛、というのが王道パターンだと思うのだが、最初に理由もなく捕まって(でも実際は理由オオアリなので)なんだか話がムダに込み入っていたような気もした。

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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:43 PM | comments (x) | trackback (x) |
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