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『昭和おんな博徒』
『昭和おんな博徒』(1972年・S47)

向島の大田原一家にわらじを脱いでいるさすらいの侠客・島崎勇三(天知茂)は、堀川一家の次期組長・巽(松方弘樹)を消すよう大田原(山本麟一)に命じられた。先の長くない堀川一家の組長は巽を跡目に選んだのだが、兄貴分の森戸(渡辺文雄)が納得せず、シマを乗っ取ろうという下心のあった大田原は森戸に助力を申し出たのだ。労咳を患う妻・絹枝(松平純子)を看病しながら組に厄介になっている島崎には断れない仕事だった。

争いを好まない巽が森戸を説得しようと単身訪れたところへ、サシの勝負を挑む島崎。だが森戸とその子分達が巽を騙し討ちにしてしまった。彼の骸を自宅まで律儀に送り届けた島崎は、泣き崩れる妻・藤子(こっちが主人公:江波杏子)に殺したのは自分だとこれまた律儀に告げ、その場を後にした。自分を拾ってくれた巽の人柄に惹かれ、同じ龍の彫物を背負うことでカタギを捨てた矢先だった藤子は、最愛の男を死に追いやった島崎たちへの復讐に燃え、「巽のお藤」として渡世の道を突き進むことになる。

そして二年後。絹枝の実家・島原に近い九州の加倉井一家(組長・嵐寛寿郎)の元に身を寄せ、妻の世話を甲斐甲斐しく続けていた律儀な島崎は、お藤が自分を探してここまできている事をアラカンさんから告げられた。絹枝をサナトリウムへ送った後、人気の無い墓地でお藤に対峙した島崎は、真相が知りたいという彼女の問いに沈黙を守る(しつこいが律儀に)。火を噴くお藤の拳銃(飛び道具ってのはちょっと卑怯だよお藤さん)。と、そこに絹枝が現われてやおら島崎に覆いかぶさった。殺すなら二人一緒にと嘆願する絹枝の捨て身の愛に、お藤は引き下がらざるを得なかった。

ところが、いまや関東一円を牛耳ろうとしている大田原は、巽暗殺のカラクリを知る島崎を消しにかかった。突如襲い掛かってきた刺客に絹枝を殺されてしまった島崎は上京、巽の墓前でお藤に協力を誓う(ここで「あっしの命、使い捨てにしておくんなせぇ・・・あっしにはもう、失うものは何もねぇ・・・どうか気になさらずに」の名台詞登場 )。

気になさらずと言われても気になっただろうがとりあえず律儀さ天下一品の頼もしい同志を得たお藤は、巽殺しを示唆した張本人・大田原を親分衆が集う席で糾弾、大乱闘の末、見事夫の仇を討ち果たした。だが当時無敵の致死率を誇る天っちゃんもとい島崎は深手を負い、「これで絹枝に会えますぜ・・・」と微かに笑みを浮かべて目を閉じたのだった・・・。

*今まで見たキャラクターの中でおそらく一番の愛妻家(そもそも奥さんいない設定多いし)。病身の奥さんに薬買ってきたり精がつくよう鯉を貰ってきたりのまめまめしい態度に胸が熱くなった。熊本弁の奥さんが可憐でいじらしい。

*弱いんだか強いんだかよく分からない人だったが、太モモをさらけ出しての立ち回りは眼福(また死に顔がなんともキレイでこちらも眼福)。

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| 映画::東映 | 12:25 AM | comments (x) | trackback (x) |
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