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大忠臣蔵 #6
「悲報 赤穂へ」 (1971年・S46・2月9日OA)

浅野内匠頭の刃傷事件を国許・赤穂へ知らせる早駕籠が吉良家の領地に差し掛かった途端、「殿様を傷つけた赤穂の侍は許せねえズラ!」と息巻く百姓たちに絡まれ一触即発。そこを待て待てと鎮めにきたのが吉良家家臣・清水一学(天知茂)だった。リーダー格の百姓の髷をすぱっと切り落とし(まだ二刀流は未使用)、早駕籠に乗っていた早水(和崎俊哉)たちを通してやる男気を見せてくれる一学さん、初登場からナイスガイ全開である。

しかし百姓たちは国家老(村上冬樹)に泣きつき、一学さんはお説教の憂き目に。それでも吉良の侍か!となじられても「清水一学の士道は、ご家老の士道とは違う!」ときっぱり言い切り自らの行動を恥じる様子などまったくない彼にカッとなった国家老は召し放ちを言い渡した。

ああそうですか、やむをえませんな、とさっさと出ていく一学さんに駆けよる国家老の娘・おせい(長谷川峯子)。二人はどうやら良い仲らしいのだが、さほど未練もない様子であっさりとひとり江戸へ旅立とうとする一学さんに「私も一緒に参ります!」と宣言したおせいさん、待ち合わせ場所を決めて「待っていて下さいね」と念押ししたのに、そこには誰もいなかった…。(彼女が「一学さんと江戸へ行きます」と書き置きを残したせいでひと悶着あるのが次回)

*傍系の話だけに、地上波版では一学さんの出番(ご家老にお説教されているシーン)でかなりカットされていたようだ。「黙ってばかりおらず、何か申したらどうだ!」と言われて「…何を申せばよろしいのでしょう?」と真面目に戸惑っている表情なんかが結構みものなんだけどなあ。

*昔は大ニュースを知らせるのも大変だったんだなあとつくづく思う回。江戸から赤穂まで、担ぎ手を数人連れて必死の思いで駕籠を飛ばしまくっても5日以上かかるんだから難儀だ(おまけにこの第一陣では、刃傷事件のことだけで、その後の沙汰などまだ一切わからない状態なんである)。

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| TVドラマ(時代劇)::大忠臣蔵 | 12:48 AM | comments (x) | trackback (x) |
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