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地獄の左門 十手無頼帖3
地獄の左門 十手無頼帖3 女菩薩(にょぼさつ)供養(1983年・S58・7月8日OA)

土砂降りの中、旅籠に潜伏している押し込み強盗たち。突如現れた十手持ちと乱闘になり、裏へ逃げ込むとそこには地獄が待っていた…! かくして神山左門(天知茂)の地獄の舞を目の当たりにした連中は豪快に皆殺しの憂き目をみるのだった(毎回オープニングから屍累累)。

さてそんな左門さまの好物はいなり寿司である。気の利く小者の与吉(尾藤イサオ)の恋女房・おこう(一柳みる)がこしらえてくれたおいなりさんをぱくついていると、これまた大量のいなり寿司を携えた同心・若月俊之介(香山武彦)が母親と来訪。左門さまんちの切れた鰹節を巡って「うちに高級なのが」「いえ私どもの家のも上等です」などとちくちく張り合いだしたところへ割って入った左門さま、おこうに財布を渡して鰹節を買いに行かせた。

ところが数日来の大雨で永代橋が流れ落ち、二十名が命を落としたその中におこうの姿が。質の良い鰹節を求めて遠出した結果の悲劇に泣き崩れる与吉と幼い娘に、左門さまも言葉がない。しかし、溺死者に混じって橋大工の刺殺体が発見され、天災だと思われた橋の崩壊の裏に、普請奉行や大工連中の利権が絡んだずさんな手抜き工事があることが浮かび上がる。

恋女房の死、そして事件が上層部の指示で天災として処理され悶々としているところへ、義憤にかられたかつての博打仲間の藤岡重三郎(中谷一郎)&お浪(池波志乃)のコンビに会ってしまった与吉は、自分たちの手で連中に一泡吹かせてやろうぜ、と熱く唆されて十手を返上、普請奉行の娘・お園(山本みどり)を人質にとる計画に加担してしまう。そして、与吉を心配して尾けていた左門さまは、藤岡たちのアジトに囚われの身となった。隙をみて帯に仕込んだヤスリで紐を切り、素手で藤岡を圧倒した左門さまだが、真相を突き止めるために彼らの話に乗ることに。

お園の父、堀留丹波(仲谷昇)は自己保身のために娘の身代金をケチったばかりか、約束を違えて刺客たちを放ってきた。そんな中、高熱に倒れるお園。左門の必死の看病(背中マッサージに辛子塗布)も空しく、病状は悪化の一途をたどる。父の所業に心を痛めながら、一目惚れした左門さまに看取られてお園は息を引き取った。

新しい永代橋の建設を巡って再び繰り広げられる裏取引。入札の瞬間、堀留の一味だった与力の前田(北町嘉朗)を引き連れた若月がこれを阻止。そして、死化粧を施したお園をお姫様抱っこした左門さまが現れ、悪どい連中にまたしても地獄の舞で引導を渡した。

ようやく事件は落着。屍の山を築いた左門さまは与力株を没収されたが、何やら裏の仕事を任されたようで、さばさばした表情で与吉家族と共に江戸を後にするのだった。

*シリーズ3作目。直属の同心やら岡っ引き(もうひとりは岡部征純さん)やらを引き連れ、至極まっとうな任務に就いている左門さまだが、やっぱり皆殺しモードで襲いかかる連中を片っ端から地獄へ送りこんでいた。どやさ!

*おこうさんといいお園さんといい、間接的には左門さまが死に加担しているように見えなくもなかったが、誰も何も言わないところが男前の特権だろう(そうなのか)。

*お園さん役、なぜだかずっと若村麻由美さんだと思い込んでいた。似てませんかね…? って、そもそも年齢的におかしいと気づかんかな>自分

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| TVドラマ(時代劇)::地獄の左門 十手無頼帖 | 12:12 AM | comments (x) | trackback (x) |
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