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24時間の男 #1
「愛が裂かれるとき」(1972年・S47・1月7日OA)TBS 21:30-22:30

出演:緒形拳、長門勇、大原麗子、近藤正臣、山村聡
ゲスト:天知茂、野口ふみえ
【刑事と事件記者の活躍を描く】
若手事件記者の北見(緒形拳)と中年の吉田刑事(長門勇)の笑い・涙・感動が織りなすサスペンス・アクション。
第一回は「愛が裂かれるとき」。捨てられた冷蔵庫の中で子どもが死んだ。冷蔵庫を捨てた島田(小堀明男)は、反省の色もない。取材にいった北見に「母親の責任」と食ってかかる始末。北見は島田の態度を記事にしたが、子どもの母親・三田和子(野口ふみえ)を自殺においやった。
その矢先、島田が殺された。城西署の吉田刑事は和子の夫・三田(天知茂)があやしいとみた……。
(以上、朝日新聞縮刷版より引用)

*このあらすじからすると「よくも妻と娘を…!」と三白眼で逆上し、さすがに殺すつもりまでは無かったのに揉み合ったはずみでうっかりやっちまいましたな展開を引き起こしそうな三田があやしいとみた…。(←マネ)

*(2009.1.27追記)入手した台本によると、三田は元・新聞記者。(娘でなく)息子が亡くなって悲嘆にくれる中でも北見の取材に応じる律儀な人だが、奥さんまで失って島田への憎悪が炸裂。とあるタレこみ電話で居場所を突き止めると、予想通り島田をぼっかーんと殴り倒すらしい。だが後日、島田殺しの容疑者として連行されしおらしく罪を認めたものの、大理石の置き物が凶器だと聞かされた瞬間、「そんな重いものは持っていない!」と証言を覆す。実は三田なら世間の同情を集めて罪も軽くなるだろう、と見込んだ第三者の犯行だった…という話。予想に反して善人(失礼)だった三田には、その真犯人が逃亡の際に金網から足をすべらせてビルから落っこそうになるのを捨て身で助ける、という感動的なシーンがあるようなのだが、シチュエーションとしては非ライ第3シリーズ#12「兇悪の骨」のアレと同じかと思うとなんだか字面だけで顔がにやけた(まさか脱いではいないだろうが)。

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| TVドラマ(現代劇)::その他(ゲスト) | 09:40 PM | comments (x) | trackback (x) |
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