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柳生一族の陰謀 #23
「宮本武蔵の首を取れ!」(1979年・S54・3月6日OA)

(↓BSフジからあらすじ引用)
武術の達人・宮本武蔵が登場。はたして、武蔵の真意は?
 左門(目黒祐樹)が肥後・熊本に呼ばれた。細川五十四万石の大目付である林外記(工藤堅太郎)によると、ここでは若い藩主の下でひっ迫した財政の建て直しを巡り、林と国家老・鹿子木監物(溝田繁)が激しく対立し、監物に反対する者が立て続けに消されているのだ。どうも裏では、肥後藩に家老職の待遇で迎えられた剣の達人・宮本武蔵(天知茂)が暗躍しているらしい。
 「左門に何が起きても手出し無用」との父・宗矩(山村聰)の命令に背いて、十兵衛(千葉真一)は、肥後藩に乗り込む。途中、暴漢に襲われそうになった女・おえん(中尾ミエ)を助けたことによって、左門と再会を果たした十兵衛は、監物が、大阪の廻船問屋・堺屋太兵衛(藤岡重慶)を仲介役に抜荷(密貿易)に手を出そうとしていることを知る。 十兵衛の前にまだ年端の行かぬ少年が現れる。その少年の名は椿吉郎(古見則彦)。宮本武蔵の一門に殺された父の敵討ちをしたい、それにあたって、十兵衛に相手を倒す方法を教えてほしいと頼み込む。「ただ、無念無想で突け」と諭す十兵衛。
 そんな折、監物らが自身の策略の邪魔をする外記を襲おうとしていること、そしてそれには宮本武蔵も加わろうとしているという情報が十兵衛らの耳に入り・・。
*「お家のため、お命申し受けまする…!」冒頭いきなり襲いかかってきた刺客(=吉郎くんの父)を眉間ひとつ動かさず瞬殺した武蔵。外記派の人間を血祭りに上げているコワモテ連中(宮口二郎ら)の稽古を請け負い、監物と堺屋の小判入り饅頭箱談合や外記暗殺の計画にも顔を出すその真意を測りかねる十兵衛だったが、川で魚取って、岩窟に籠ってトンカンやってるかと思えばひたすら書き物に没頭しているストイックな彼を、かつて命を救われたというおえんは「あったかくって、優しくって、いつもアタシの頭の上にいてくれて…」とベタ褒め、『おてんとさん』と呼んでひたすら慕っている(「夜はひっこんじゃう」のも言い当て妙とのこと)。

「久々に、生きた御仁にお目にかかった…」とすれ違いざま一目で十兵衛を認めた武蔵(その前に腕試しに来て惨敗した弟・左門の立場まるでなし)は、外記暗殺当日の朝、止める十兵衛と刃を交わす(お互い、前身頃をバッサリ)。武蔵が白装束を着けていたことに驚く十兵衛。彼は大方の予想通り、藩のために捨て身で監物一派を成敗しようとしていたのだった。真相を知った十兵衛と左門は(余計な)助太刀をかってでて、かくして武蔵は一番弟子(=宮口さん)を斬り捨てただけで事件は無事収束した。

ところが、こっそり十兵衛に稽古をつけてもらっていた吉郎が、父の仇である武蔵に突っ込んできた。刀も抜かずに少年を待ち受ける武蔵。と、ここでまた十兵衛が(余計な)止めを繰り出して吉郎を岩窟へ連れてゆき、武蔵が弔いのために彫り続けている石仏群を見せて宥めるのだった。

*とにかく静かな佇まいの天知武蔵。何しろスーパー剣豪だけにすべてにおいて余裕があるのだが、余裕ありすぎて印象が薄まったというか、特別出演なんだからもうちょっと活躍場面を作ってほしかった。宗矩VS武蔵とか(部長の勝ちか?)

*武蔵は2度演じている(1度目は1962年のドラマ「佐々木小次郎」)が、やはり本人もどこかで語っていたように、どっちかというと小次郎キャラの方が似合うような気もする。…天っちゃんは何をやってもスマートにキメる分、野性味に欠けるからなあ。

*薄紫の頭巾で人斬りに勤しんでいた宮口さん、予告で思わず間違えてしまったくらい師匠に似ていて驚いた(右斜め下を向きながら刀の血をバッと払う仕草と横顔がもう激似!)

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| TVドラマ(時代劇)::その他(ゲスト) | 12:12 PM | comments (x) | trackback (x) |
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