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捜査検事 #23
「自供の背景」(1965年・S40・3月12日OA)TBS 21:30-22:30

出演:本郷功次郎、天知茂、影万里江、河津清三郎、野川由美子、北沢彪、富田仲次郎、江見俊太郎

*社会秩序の守り手である検事の活躍を描いた1時間シリーズ(原作:高木彬光、大映テレビ制作)。本郷さんや藤巻潤さんが検事役みたいなので、ゲストの天っちゃんは裁かれる(自供する)側か、どこぞの凶悪刑事のようにどつきまわして自供させた側か、そんなところかもしれない。ちなみに最近ではテレビ東京系列で「捜査検事・近松茂道(無論“もどう”ではなく“しげみち”と読む)」として高橋秀樹主演でドラマ化されている模様。

(2009.7.18追記)*週刊TVガイドより記事引用
作:長谷川公之、監督:富本壮吉
出演:石黒検事(本郷功次郎)、河合副部長(北沢彪)、江川明彦(天知茂)、耕太郎(河津清三郎)、三宅邦代(野川由美子)、和子(影万里江)、寺本仙吉(富田仲次郎)、西村刑事(江見俊太郎)

【ゲストに天知茂、野川由美子】
大貿易会社の社長の娘、和子と結婚し、未来の社長と自他ともに信じていた江川明彦が、轢き逃げ事件を起こした。
明彦は素直に犯行を認めた。ところが、突然犯人と名乗る男が現れた。石黒検事は明彦の事件を再調査してみることになった。
その結果、意外にも明彦は轢き逃げをしておらず、ウソの自供をしたことがわかった。
明彦は大学時代の友人の妹、三宅邦代を愛していた。事件当夜、彼女のアパートを訪問したことを、和子やその父耕太郎に知られたばかりに、ウソの自供をしてごまかしたのである。
だが太っ腹な耕太郎の計らいもむなしく、彼の許へ明彦と邦代が抱擁している写真が送られてきた。
そのうえインチキ業者、寺本を会社に入れていたことがわかり、激怒した耕太郎は明彦を離縁させ、会社から追放してしまった。
*予想をはるかにこえる展開だった…。ただ、明彦は今の地位が惜しくてウソの自供をしてたのか、それとも(密会写真が送られてきたり、インチキ業者を入れてたりといったことから)社長の座も社長の娘も放り出して邦代ちゃんと一緒になりたくて一連の計画をたてたのか、そのあたりの真相はよくわからない。

*わざわざ天知茂と野川由美子がゲストである、と強調しているのは、当時ちょっとだけ2人が噂になっていたから(「孤独の賭け」でデビューした野川さんの面倒を天っちゃんがよく見てあげていたせいで邪推されたらしい)かもしれない

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| TVドラマ(現代劇)::その他(ゲスト) | 10:02 PM | comments (x) | trackback (x) |
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