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あじさい
あじさい (1974年・S49・3月27日OA)NET 21:00-21:56
【江波と天知で荷風もの】
永井荷風の作品「あぢさゐ」をもとに成沢昌茂の脚本で放送。
主人公は女郎。明るく純真だが、境遇がら、体の血が騒ぐ。くるわで、美男の三味線ひきに惚れ、店を飛び出し、無住の寺に隠れ住むが、男を待つ間、退屈しのぎに関係した若者に、情がからんで殺される。
薄汚れた寺で、お君(江波杏子)は三味線ひきの宗吉(天知茂)が訪ねてくるのを待っていた。だが、もともと男好き。昼近く、境内でマキ割りをしていた近所の辰治(倉岡伸太朗)の若さにひかれ、ひとときをともにした。
女郎屋では彼女の行方を追った。店の主人(伊藤雄之助)は、寺のあたりと見込み、ソバ屋のお六(浦辺粂子)を訪ねた。欲ばりなお六に金をにぎらせ居所を知る。お君は、連れ戻しにきた主人に「三日間待ってほしい」という。お君の心は、やがて訪ねてくる宗吉と、わずかながらも夫婦の暮らしをしたかったのだが――。

(夕刊)
【人はわかっても…】
女・その愛のシリーズ「あじさい」(NET)は永井荷風原作のテレビ化。女郎お君役の江波杏子、相手役が天知茂と聞き一瞬とまどったような顔。「原作を読んで違った人を想像していたんです。だって、天知さんってピストルをかまえた青白きインテリって印象が強すぎて――」これを聞いたスタッフは「人はわかっても、自分のことはわからないらしい。江波さんの印象は、やはり片はだ脱いでツボを振る姿じゃないかなあ」

(大阪版)
女郎のお君(江波杏子)は三味線弾きの宗吉(天知茂)にほれて店を飛び出し、無人寺に住む。ほれっぽいお君は近くの辰治(倉岡伸太朗)とも関係をもつ。そんなとき店主(伊藤雄之助)がお君をつれもどしにやってきた。お君は三日待ってと頼む。
(以上、朝日新聞より引用)
お君(江波杏子)は、下谷・房花屋の女郎だったが、三味線弾きの鶴沢宗吉(天知茂)にほれて店を飛び出し妙蓮寺という寺にかくれ住んでいた。だが、生来多情な彼女は近所の辰治(倉岡伸太朗)と関係を結んでしまう。そこへ房花屋の主人〆蔵(伊藤雄之助)がお君を連れもどしにやって来た。原作・永井荷風。
(以上、読売新聞より引用)

*原作では宗吉の語りで物語が進行、ほれっぽいお君を殺そうと思ったら先に殺されてた、という結末だった。ドラマでもナレーションを担当してそうである。…しかし江波さん、ピストル構えた、はともかく「青白きインテリ」て…会田ってそんなイメージなのか?(やはり同業の人からみてもインドア派な匂いがぷんぷんするのか?)

*原作全文はこちら:
http://space.geocities.jp/nvngac/19.html

*(2012.12.25追記) 作品レビューはこちら

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=543 |
| TVドラマ(現代劇)::その他(単発など) | 10:48 PM | comments (x) | trackback (x) |
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