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大奥(1969) #50
#50「最後の将軍とその妻」(1969年・S44・3月15日OA)

十四代将軍家茂が急逝、次の将軍には一橋慶喜(天知茂)が就任した。京で朝廷との交渉にあたっている慶喜が一度も江戸入りを果たせないでいる間、大奥では御台所・美賀子(谷口香)が御付の柳川(加賀まりこ)と共に、フランスから殿が取り寄せたカーペットや応接セットを並べたり、殿の誕生日にフランス料理をふるまったりして、古参の西尾(萬代峰子)の神経を逆なでしていた。

平目のムニエール好きな愛しい殿の写真を前にして手紙を認める毎日の美賀子に対し、慶喜(ちょんまげにナポレオン風軍服)は薩長の倒幕路線を憂い、大政奉還を決意していた。そこへ帝崩御の報せが入り、板倉(中山昭二)ら重臣は次の若い帝が薩長の言うなりになるのではと反対するが、名を捨てて実を取ることを選んだ慶喜の決意は変わらない。

しかし自ら大阪まで引き、朝廷と和を結ぼうとする慶喜の思惑とは裏腹に、薩長との軋轢は増すばかりで、遂に江戸でもいざこざ勃発。数では勝っているのだから攻め込みましょう!と目の前で腹をかっさばく血気盛んな侍もいて、精神的に追い詰められる慶喜。そして彼の制止も空しく戦は始まり、鳥羽・伏見の戦で惨敗した慶喜は、「ワシは江戸へ帰る!」と宣言、大阪城から姿を消した。

消息不明になった上様を案じて毎夜仏間で手を合わせる美賀子の元へ、ずぶ濡れの慶喜が帰還。久々の再会を喜ぶ間もなく、朝敵の烙印を押されてしまった…と嘆く慶喜と美賀子はただ固く抱き合うのだった。

*逃げ帰ってくるなり大奥入りですか殿!と突っ込みたくなる展開だったが(脚本は高岩肇&宮川一郎)、彼が大奥に入らないとドラマは始まらないので仕方がない。

*フランス軍服にちょんまげ、ってのはいろいろと微妙ないでたちだった。

*実家に薩長関連者が出入りしていることを白い目で見られる奥女中に高田美和さん(上様との接点まるでなし)。

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| TVドラマ(時代劇)::大奥(1969) | 12:01 AM | comments (x) | trackback (x) |
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