■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

大奥(1969) #51
#51「幕末の恋人たち」(1969年・S44・3月22日OA)

将軍となって5年目に初めて江戸入りした(前回の経緯がリピートされる)慶喜(天知茂)だが、薩長軍が迫る中、好戦派の重臣たちに囲まれて苦悩の色は増すばかり。結局、勝安房守(夏目俊二)の言に沿って恭順の意を固めるが、大奥古参の西尾(萬代峰子)はその決断が情けなく、女中たちを薙刀の稽古に打ち込ませる。西尾から上様が腑抜けなのはお前のせいだと暗に詰られて立つ瀬のない正室の美賀子(谷口香)は、「徳川の名を傷つけず、名誉ある休戦に持ち込みたいからだ」とコーヒーを啜りながら彼女にだけ真意を吐露する慶喜に、留守の間ずっと眺めていたという、上様直筆のフランス語が書かれた扇子を取り出しながら「私を徳川家の御台と思って下さいますか」と彼にとっては当然のことを聞かずにはいられなかった。

そんな折、有栖川宮と親交のあった和宮に取り成しをしてもらえまいか、と慶喜に頼まれた美賀子は、柳川(加賀まりこ)を伴って和宮に会いにゆくが、宮様は上様のフランスかぶれが殊の外お嫌いだ、と侍女に拒否される。それでも嵐の中、一晩中部屋の前に座り続ける美賀子。朝になり慶喜の命でようやく戻った彼女は、高熱を発して倒れた。熱に浮かされながらも力不足で申し訳ないと謝る美賀子に、慶喜は自分のふがいなさを責め、涙ながらに許しを請うのだった。

*菊絵(高田美和)が死にに行く近藤数馬(河原崎長一郎)の元へ押しかけて自害する悲恋のくだりは略(って、こっちがたぶんメイン)。

*今回は普通の上様ルック。

*和宮に会見拒否されたのは、和宮役が美空ひばりだったから(#49)というのも大きいと思う。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=578 |
| TVドラマ(時代劇)::大奥(1969) | 12:02 AM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑