■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

大奥(1969) #52(終)
#52(終)「華麗なる終焉」(1969年・S44・3月29日OA)

薩長軍が迫る中、江戸城内では夜を徹しての評定が行われていた。戦を避けたい慶喜(天知茂)は、大半の家臣の意見とは逆にただ一人和平を唱える勝安房守(夏目俊二)の真摯な提言に、既に人民の心が幕府から離れていることを悟り、城を明け渡して寛永寺で沙汰を待つと決心した。

――花もまた 哀れと思へ 大方の 春を春とも知らぬ我が身を――

徳川家を自ら売り渡すのかと詰る家臣たちの中、慶喜の苦渋の決断に勝は涙した。

出立前、美賀子(谷口香)に「笑って余を送り出して欲しい」と言う慶喜だが、永遠の別れかもしれぬ上、彼の子を身ごもっている美賀子には難しいことだった(泣き崩れる彼女と抱き合ってる時に「ご出立〜」で上様出番終了)。

*この後柳川(加賀まりこ)が美賀子や西尾(萬代峰子)たちすべての大奥の女たちを退避させ、日誌を焼き捨ててピストル自殺、そして怨霊(&語り手:岸田今日子)のホラーな一人芝居が強烈に印象深い最終回。

*史実では側室も数人いた慶喜だが、本編では正室一筋で、大奥的には非常に面白くない上様だったといえる(カッコいいから許すが)。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=579 |
| TVドラマ(時代劇)::大奥(1969) | 12:03 AM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑