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非情のライセンス 第2シリーズ #81
#133「兇悪の暴走族」(1976年・S51・5月6日OA)

バイクが青春の暴走族グループ“ハスラー”の頭(ヘッドではなくアタマ)・三田治(星正人)はある晩、母(浅香光代)と兄(剣持伴紀)が死体を埋めている現場を目撃した。暁工業(実態はヤクザ)の花田(川辺久造)の支配から逃れられない家族に苦悩し姿を隠す治だが、その殺人だけでなく、いつのまにかトルコ嬢殺害の容疑まで掛けられて追われる身になってしまう。

グループ内の美子(井上玲子)に連絡を入れたところ、バイクで駆けつけた彼女と一緒に強面のおっさん(=会田:相変わらず黒ネクタイ着用の天知茂)がついてきた。なぜか居場所を探り当て強引に連れ帰ろう(連れ帰ってバラそう)とする花田らを、刑事だというそのおっさん(=会田)は蹴散らしてくれたが、身内が関わっていることだけに真相を打ち明けることができない。

だが、バイクを預かってくれていた長谷川のおやっさん(常田富士夫)が殺され、トルコ嬢を弾みで殺した友人のツネオ(風戸祐介←クローバーキング?)が花田らにヤクの運び屋を強要させられていることを知り、シマに戻ることを決意。ヤクを運ぶツネオを止めようとするのだが、バイク走行中に揉み合う内に襲われ、短い命を散らしてしまうのだった。

美子たちと夜の蛇行ツーリングに付き合う(制服警官に「いいオトナが恥ずかしいとは思わんのか!」と尋問され手帳を出し相手をビビらせるオチ付き)など、「あれ(=バイク)が青春なんだよ」と実に話のわかるおっさんデカになっていた会田だが、結果的に治を失ったことで「アタマ(=治)が死んだのはあいつのせいだ!とっぽいこと言いやがって!」と非難集中。

「帰れよ!」「お前が殺したんだ!」治のお別れ会に姿を見せた彼は罵声を背に受けながら、黙って手を合わせるのだった(昭和ブルースは1番)

*会田のせいというより、ツネオが悪いんじゃないか〜! 花田をボコって逮捕したのは会田なのに〜!(←ちょっと可哀想に思えた)

*おねーちゃんの後ろにまたがってバイクに乗る会田、ピースサインを決める会田、なんていうレアなものを拝める話。しかし、バイクに乗るときはせめてメットを被ってくれよ会田(被り辛いのは重々分かるが←失言)

*でも車はまた右ハンドルに戻っていたような。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 10:37 PM | comments (x) | trackback (x) |
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