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雲霧仁左衛門 #10
「卍どもえ 色と盗みのテクニック」(1979年・S54・9月4日OA)

ワンマンな豪商・越後屋善右衛門(伊沢一郎)に接触中の雲霧一党の富の市(荒井注)は、店で知り合い、家まで押し掛けてきた青物売りのおかね(弓恵子)に本気で惚れてしまった。しかしおかねは夜兎の文蔵(上田忠好)を頭と仰ぐ引き込み役。最後の勤めを越後屋と定めた年老いた文蔵のため、主人と親しそうな富の市に近づいてきたのだった。熊五郎(谷隼人)の指摘で彼女の正体に気付く富の市だが、惚れた弱みで始末できない。

ある夜、おかねは富の市が描いた店の見取り図を見てビックリするが(まさかご同業だとは知らなかったらしい)、それをくすねて仲間の富三(大貫達也)に渡した。ところが富三は時代遅れのお頭を裏切り、見取り図を畜生働きし放題の鳩栗の大五郎(福山象三)への土産とする。文蔵を切り殺す富三。と、そこへ大五郎一味を追っていた火盗改めの面々が現れ乱闘になる。居合わせたおかねは、彼女を殺せなかった富の市の代わりに後をつけていた利助(江幡高志)に救われた。

雲霧仁左衛門(キリリとした侍鬘と着物の青が眩しい天知茂)とお千代(すっかり甲斐甲斐しい恋女房:大谷直子)の前に連れて来られたおかねと富の市。雲霧のお頭の仕組みだとは知らなかった、覚悟は出来ておりますと言うおかねに抜き身を向けるお頭。あんたが本当に好きだったと打ち明けられた富の市は、切るなら私も一緒に、と彼女に覆いかぶさる。その姿に(というより元より斬る気ナッシングだったらしい)お頭は刀を納め、快くおかねを仲間に引き入れると、部下に文蔵の仇・富三の始末を命じた。

富三はおかね達の手にかかった。そして越後屋に押し入ろうとしていた鳩栗の大五郎一味は、アジトを嗅ぎつけ駆け付けた山田藤兵衛(高松英郎)らによって一網打尽(=皆殺し)に。今回は火盗改めに先を越されて面白くなさそうなお頭だが、おかねと富の市の仲睦まじい様子を覗き見して笑みを見せるのだった。

*1話以来御無沙汰だった注さん、ギャグなど飛ばし気味だった1話と比べてかなり真面目。

*鳩栗の大五郎一味、三重扉+からくり仕掛け(らしい)越後屋の金蔵を襲いそこねて捕まるのかと思ったら、バイオレンス志向の火盗改めにやられてしまった。おかげでお頭は無駄な殺生をせずにすんだ上に越後屋襲撃計画がばれずにすんだが、せっかく左門さま・剣さんレベルの侍スタイルだったのに、活躍がなくて残念だ。

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| TVドラマ(時代劇)::雲霧仁左衛門 | 12:01 AM | comments (x) | trackback (x) |
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