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『空飛ぶ円盤 恐怖の襲撃』
『空飛ぶ円盤 恐怖の襲撃』(1956年・S31)

(2007.02.01)
準備稿(「宇宙の十字架」)・決定稿(「地球は狙われている」)の他、詳細な解説が掲載されている資料集(猫山れーめさん編)をこちらで入手。

「ニヒル 天知茂」に載っているスチールが面妖な出で立ちにも関わらずやたらと男前だった大杉(天知茂)は、空飛ぶ円盤をやっつける唯一のロケット=R1号を開発した保科博士の助手。準備稿の段階では、ヒロイン(江畑絢子)の父でもある保科博士が最後まで主導権を握っていて、大杉助手は合いの手すら入れさせてもらっていないのだが、決定稿になると、博士はロケットに乗り込む前に怪しげなロボットにやられてしまい、大杉クンが涙ながらにロケットを発進させ、円盤を追うというおいしい展開になっていた。しかも、逃げる円盤をはやく撃っちゃえと示唆する能天気な主人公(高島忠夫)を、この距離で撃ったら地球が消滅するからまだダメですと止める(で、ギリギリの距離まで進めて見事打ち落とす)、人類の平和を守る心正しき科学者然とした人物だった。宇宙で仕切る天っちゃん、いつかぜひ映像を見てみたいものである。

*(2010.2.17追記)16mmフィルムが発見された模様。

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