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非情のライセンス 第2シリーズ #77
#129「兇悪の終着駅」(1976年・S51・4月8日OA)

――ヤクを捌いている暴力団組長・佐伯(灰地順)を捕まえて。
女からのタレコミ電話を受けた会田(天知茂)。ガセではなかったものの肝心の佐伯は所在不明、その彼は自分を裏切って若いあんちゃんとおねんねしていた女(=タレコミ張本人)を撃ち殺し、三輪車の子供(“どけろよ、ここは終着駅なんだ。Uターンするんだから”)に咎められビビりつつ逃走してしまった。

逃亡した佐伯が頼ったのは、小さな港町にいる古き良き時代の侠客・南部鉄こと南部鉄五郎(大森義夫)。町の名士で裏では関東を仕切っている黒幕・丹菊英二郎(浜田寅彦)の兄貴分である南部鉄じいさんに、口利きをしてもらおうというのだ。気のいい鉄五郎は丹菊に佐伯を預けるが、佐伯は自首を強制された挙句、警察署前で暗殺されてしまった。それが丹菊の仕業だと見抜いた鉄五郎もまた、孫のマリ子(藤山律子)やその恋人のイサム(山本紀彦)と共に、丹菊の手下の犠牲になる。

チンピラのイサムを更正させ、弟のように可愛がっていた弾刑事(北島三郎)は彼の非業の死に激しいショックを受けた。「怒る前に、悲しむ前に、俺たちはデカなんだ」という会田(佐伯を追って港町へ出張中)の自分の日ごろの行いは棚にあげたクールな言葉も聞く耳もたず、丹菊の屋敷へ単身突っ走ってしまう弾。だが丹菊は彼を撃ち、すべてを彼の犯行とするために、義理の娘・ルナ子(小泉洋子)をも撃ち殺した。あまりの仕打ちにキレにキレた弾は、力を振り絞って丹菊の身体にありったけの銃弾をぶち込む。

遅れて到着した会田のフォローで正当防衛を勝ち取り、弾は命と首が繋がった。「今度は北のほうへ流されそうですよ」鉄砲玉のような友人に、笑って煙草を差し出す会田だった(昭和ブルースは1番)

*かわいそうなルナ子ちゃんは冒頭、会田お気に入りの左ハンドル車のオカマを掘って登場。警察に黙ってて下さらない、あと1回キップ切られたら免停なの、と一番言ってはいけない相手に申し出るが、美人だったせいで乾杯ランチで許してもらっていた。そのときの会田いわく「外国では車がキッスすると乾杯するんですよ」…久々のキザ台詞にくらくら。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 10:44 PM | comments (x) | trackback (x) |
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