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闇を斬れ#14
「妻恋い逃亡・男でない男」(1981年・S56・7月7日OA)

*タイトルから、ピーターか美輪さんでも出てくるのかと思ったのだが、そっち系ではない

隠密わんこ・火山が持ってきた文には、理由のよくわからない特赦で遠島から戻ってきた二人の男の名前が書かれていた。一人は花火師、もう一人は一刀流の使い手。気に入らないヤツはみんなやっつけて出世しちゃえ〜、と腹黒いことを考えているお代官さまと廻船問屋がぐるになり、自分たちの計画に必要な技を持つ二人をチョイスしたのだ。

花火師のほうはもともと小悪党なのだが、一刀流の使い手で元同心の堀谷(大門正明)は、上司が美人の奥方(志庭いずみ)にちょっかいを出したせいで上司を斬り殺して島送りになり、奥方に会いたい一身で何度も逃亡を図って拷問を受け(この際に男性の大事な部分を無くしているので「男でない男」というわけ)、今また、奥方との生活のために要人の暗殺を引き受けざるを得なかった、根は真面目なのだがとにかく奥方激ラブの人物である(さらに奥方も輪をかけて旦那様ラブなので、相思相愛ここに極まれりといった風情)。

このラブラブな夫婦に、やがて悲しい結末が訪れる。悪い側の人(宮口二朗)に用済みとばかりに飛び道具で撃たれた堀谷は虫の息になりながら帰宅し絶命、最愛の夫の死を目の当たりにした奥方は、実に痛そうな方法(=女性の大事な部分を刀でぶっすり)で果てる。彼らの仇討ちのためにも、闇狩人たちは腹黒代官たちを始末しに向かう・・・。

といった具合で、この薄幸夫婦にスポットが当たっているのだが、主役(←いちおう)だというのに彼らとまるで接点が無かったのが新さん(天知茂)。もっとも今回の新さんは、無法地帯に潜んでいる例の花火師と黒幕との関係を秘密裏に探るというかなりオイシイ役割を買って出て(からくりは我々視聴者にはもう読めているので、ムダといえばムダなのだが)、へらへらした軽い口調で嬉しそうに島帰りの遊び人を演じてはいた。・・・いたのだが、目つきが目つきなのでやはりすぐに怪しい人扱いされてしまい、ならず者たちに荒縄でくくられてあわや!というところで忠犬わんこの火山(と哲三)に助けられ 「旦那、少々お遊びが過ぎたんじゃないすか」と哲三に言われてしまう始末。もっともだ。

*「今の世の中 真っ暗闇よ・・・」とキメ台詞をしゃべる新さん。あなたの衣装も真っ暗闇です

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| TVドラマ(時代劇)::闇を斬れ | 11:42 PM | comments (x) | trackback (x) |
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