■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

雲霧仁左衛門 #5
「松屋襲撃」(1979年・S54・7月31日OA)

愛しいお頭・雲霧仁左衛門(天知茂)を想いながら、松屋善兵衛(金田龍之介)の愛撫に応える毎日の七化けのお千代(大谷直子)。まだ金蔵の鍵の在り処が分からない上、前回見つけた秘密の入り口を命掛けで偵察した(お頭から貰った鋼の脇差で命拾いした)吉五郎(財津一郎)が困難を報告するが、お頭は襲撃を急ごうとする。尾張まで追ってきた火盗改めの眼前で盗みを働いてみたいのだ、と。そんなに急ぐには訳があるのではないか、雲霧一党を解散した後、お頭はひとりで何かするつもりではないのか…?そんな吉五郎の疑問を穏やかに否定しながらも、お頭の表情は何かを内に秘めている。

その頃、引き込み役として松屋にいる山猫の三次(左とん平)は、仁左衛門のライバル・暁星右衛門の義弟、櫓の福右衛門(大前均)から法外な金を手渡され、アメとムチで丸めこまれてしまっていた。尾張入りした火盗改めの山田藤兵衛(高松英郎)は彼らの密会現場を偶然目撃、雲霧だけでなく星右衛門が乗り出していることに驚きつつ、少人数での張り込みを続ける。

尾行した治平(近藤準)によって三次の裏切りが確定。お千代は三次に松屋襲撃は年明けだとウソの日付を告げ、使いに出した。喜び勇んで福右衛門にリークしてから彼が出向いた先には因果小僧六之助(江藤潤)が。失敗続きの六之助はお頭に喜んでもらいたい一心で三次を刃にかけ、三次を尾けてきた火盗改めの密偵をも口封じに抹殺した(泥の中での格闘裏話は番組徹底ガイドへ)。

襲撃はその夜のこと。松屋裏で張っていた高瀬俵太郎(三浦洋一)たちを華麗なる峰打ちで倒したお頭は勝負服(=赤紫っぽい盗賊装束)に着替えると、大勢の手下と共に松屋へ押し入った。鍵を渡せとの要求を頑なに断った善兵衛だが、愛しのお千代を斬ると言われては頷かざるを得ない。

異変に気付いた山田が松屋に飛び込んだときには、放心状態の善兵衛だけが部屋に残されていた。金よりも“奪われた”お千代を嘆く彼に真相を告げる山田だが、善兵衛は虚ろな笑いを返すだけだ。

だが、雲霧一党はまだ知らなかった。何万両もの財産を持つ松屋から奪った金が、たったの五千両であることを――。

*メイン・イベント(=松屋襲撃)までの展開がてんこもりで、お頭の雄姿を拝むまでが長かったものの、登場するとウットリしてしまうのはもはやお約束。ただ、クライマックスの「(鍵を)渡さねば、斬る…!」は原作同様、「渡さねば、犯(ヤ)る…!」であってほしかった…!(←松屋さんの前でお千代姐さんの着物を肌蹴て馬乗りになるシーンをものすごく期待していたらしい)…どうもここのお頭とお千代姐さん、どっちのガードが固いのか知らないが、物理的にエロいシーンが全くないんだよなあ。

| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=385 |
| TVドラマ(時代劇)::雲霧仁左衛門 | 12:07 AM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑