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オールスター春の番組対抗ボーリング選手権(1983)
'83 オールスター春の番組対抗ボーリング選手権 (1983年・S58・3月23日OA)

かろうじてリアルタイムで見た記憶があった映像を、ご厚意で見せていただいた。

【まずは始球式】
桂三枝&松原千明さんの司会で、テレビ朝日の人気番組・12組の出演者(総勢150名)が一同に会す(ピチピチのスクールメイツがレーンで乱舞する)豪華なオープニング。クレジットの先頭で「特捜最前線」と並列で「土曜ワイド劇場〜白い素肌の美女」のメンバー(天知茂・荒井注・高見知佳・小野田真之・叶和貴子・美池真理子)の名前が流れるが、入場は中間あたり。両脇と襟が白い黒シャツ&ややハイウエストのズボンといういでたちで、プラカード持ちの小林くん(=小野田さん)の後ろではなく横を歩いている天っちゃん、三白眼だが眉間が広い

二谷英明さん@特捜の開会宣言、松平健さん@暴れん坊IIの選手宣誓ときて、始球式で天っちゃんご指名。大勢の期待を背負ってさらりと投げた球は、コースは良かったものの3本ほど固まって残してしまい、ちょっぴり溜息を誘う

【本戦開始】
土ワイチームは最終Cブロック、まだひたすら爽やかな松平健さん率いる「暴れん坊将軍II」、東八郎さんの「爆笑ドットスタジオ」、筑紫哲也さんやら安藤優子さんやらの若き姿もみえる「司会者チーム」との対戦。「いやあ、なにしろ久しぶりなもんだからどうなりますやら」と朗らかに(眉間も広いままで)インタビューに答えるその直後に、声も顔もまるで別人のような明智センセイ@白い素肌の美女の番宣映像が流れるあたりのギャップが可笑しい。

龍虎さんや横内正さん、はたまた爺こと有島一郎さんがストライクを連発しトップを走る暴れん坊チームに比べ、「奇麗なフォームですねえ」などと審査員の先生の熱いまなざしを受けながらストライクどころかスペアが取れないキャプテン(=天っちゃん)のせいで土ワイチームは苦戦(「足ひっぱる人もいますしねえ」と名指しされて恐縮していた注さんや知佳ちゃんは着実にスペア)。10フレームでも「ダブルで逆転ですよ」と先生から期待を込めたコメントを貰いながら7本止まりで(2投目、明らかに別方向へ球が転がってしまい、投げてしばらくは止めたままの右手を早々にくるくるっと回して背を向けて)2位に終わってしまった。

【敗者復活戦】
3ブロックの敗者9チームの代表者(むろん土ワイチームは天っちゃん)が、1本づつ立てられたピンを倒すというルールで、まずは中央・1ピン倒しで半数ほどが脱落。続く左端・7ピン倒しでは投げた後にバランスを崩してコケかけるという大変レアな動作を見せてくれた天っちゃんだがかろうじてクリア、他にも山内賢さん@あばれはっちゃくチーム・肝付兼太さん@アニメチーム・野村沙知代さん(ノムさんの代理!)@司会者チームの4チームが残った。

次の右端・10ピン倒しを皆さっくりとクリアしたため、中央8・9ピンのスプリット倒しとなる。山内さんが1本残し、肝付さんが外して3人目の天っちゃん、ギャラリーてんこもりの中、生真面目な顔で(でも眉間は広いまま)非常にじっくりとリズムをとったあとでテンポよく投球。脇をくすぐられた8ピンが9ピンにしなだれかかって見事クリア! それまで意外に上手かったサッチーが外したおかげで、土ワイチームが決勝進出を決めた。

【そして決勝】
「特捜最前線」「あとは寝るだけ」「暴れん坊将軍II」そして土ワイチームの4組での決勝戦。“奇跡の生還”(本人談)を果たした土ワイチームが勢いにのって前半をリード、小林くんのストライクなども飛び出し絶好調だったのだが、やはりキャプテンのいまひとつ地味なスコアが禍してか、宿敵の暴れん坊将軍IIチーム(爺がまたしてもストライク。有島さん踊る踊る)の猛追に遭う。最後もストライクかスペアをとれば優勝という大一番で3本をスプリットしてしまい、2本倒せば逆転・1本で同点という状況で1本しか倒せず、暴れん坊チームとの優勝決定戦にもつれこむ。

今度は代表者が順に投げて得点の高い方が勝つというルール。芸達者を揃えていたものの、主演に華をもたせて代表者に据えた暴れん坊チームは、のっけから9本を倒した。だが、再び大いにタメまくってから投げた(眉間が微妙に険しくなってきた)土ワイの代表者(=言うまでもなく天っちゃん)も執念を見せて同じく9本をなぎ倒す。ところがお互いに残りの1本が倒せなかったために仕切り直し。今度はマツケンさんが中央に4本残してくれたおかげで、先程と同じく9本を倒した天っちゃんが優勝をもぎ取った。

【閉会式】
身長ぐらいはありそうな優勝トロフィーを受け取り「大奇跡ですねえ。まだ信じられません」と重そうだけど嬉しそうな天っちゃんは最優秀選手賞にも輝き、2つ目のトロフィー(と賞金20万)をゲットした(審査員の先生から「(最優秀選手は)文句なく天知さんです!」と言われていたが、スコアよりも文句なく一番球を投げまくっていた人への功労の意味もあったと思われる)。再び三枝さんにインタビューされて「出るのは3度めだけど(優勝などは)今回が初めてなんですよ。だから今までの分、これくらい貰ってもいいかな、と」なんてことをすっとぼけて語っている姿が微笑ましかった。

*20数年間、「ボーリングがやたらと上手い」という記憶しかなかったのだが、たしかに見せ場作りがやたらと上手かった。まさに独壇場で眼福!

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| バラエティ等 | 11:03 PM | comments (x) | trackback (x) |
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