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非情のライセンス 第3シリーズ #13
#189「兇悪の唇・危険を運ぶ女」(1980年・S55・8月21日OA)

島中(漢字は当て字)組VS誠東会の勢力争いが激化する中、大量の拳銃を隠したまま服役中だった島中組の荒井(浜田晃)が刑期を終えた。2年前に彼をあげたものの、大部分のハジキの隠し場所までは付き止めきれなかった山路刑事(柳生博)はとある個人的理由からも執拗に彼に付きまとう。

組長の島中(江見俊太郎)はそのハジキを期待するが、警察(特に今回担当になった会田:天知茂)の目が光っているのを理由に調達を渋る荒井。ところが彼が急に敵サイドの誠東会の栗田(漢字は当て字:今井健二)と極秘裏にコンタクトを取ろうとした。理由は同棲相手の美也子(漢字は当て字:三浦真弓)が店の資金2000万を欲しがったせいだ。栗田とトランシーバーで密談しているところを会田と山路に連行された荒井だが、ハジキの在り処だけは口を割ろうとしない。

そんな荒井に「美也子に新しい男がいるらしいぜ」云々と囁き動揺を誘う会田。事実、彼女には芸術家肌の吉光浩一(西田健)という別の男がいるのを浦川(左とん平)たちが確認済みだったが、その事実に、山路が荒井以上に取り乱す。美也子は拳銃事件とは無関係だ、と頑なに言い張る山路は会田に理由を問いただされ、警察手帳を取り出した。そこに挟まれていたのは、美也子に激似の中年和服女性の写真。
「山路…(おまえマザコンだったのか… ←とは言ってない)」
「そう、美也子は俺の…妹だ!
母親に連れられて家を出て、長い間行方知れずだった血を分けた妹ゆえに、山路は美也子を心配していたのだ。

ところが釈放された荒井は事務所で射殺体に。現場にいた美也子は、山路が飛び出して行った、と証言。行方をくらましてしまった彼に殺人容疑がかけられるが、会田は美也子の口調に疑念を抱いた。その夜、駅で誰かに待ちぼうけをくらった美也子を物影から眺めている山路を発見した会田は、来るはずだった美也子の彼氏・吉光の正体を彼に打ち明ける。

吉光は栗田の命で新井の女(=美也子)に近づいてハジキの在り処を探ろうとしていた誠東会の組員だった。美也子の幸せのために、荒井をはずみで撃ったという吉光を信じ逃がしてやった山路はその事実にショックを受けた。

栗田の事務所に押し入った特捜部の面々はそこで吉光を発見。逃走した彼を追いつめるが、山路のピンチに美也子が飛び出してきて被弾、最初で最後の「おにいさん…」という呟きを残して帰らぬ人となってしまうのだった(慟哭する山路の肩を無言でぎゅっとして去っていく会田の背中にかぶって昭和ブルースは新録1番)

*外見からかなり年上にみえる柳生さんだが、1937年生まれなので天っちゃんより6つも年下。なので「妹」設定でもおかしくはないんだろうが、てっきり「娘」かと思ってしまった。そういえば「肉親は妹しかいない」と言ってたが、たしか後になって娘が出てきたような…?

*たとえ美也子を犠牲にしてもハジキの在り処を突き止めたい、そんな会田の非情さをぴたりと当てるしずえさん(野川由美子)、ふたりは似た者同士。



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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス3 | 03:25 PM | comments (x) | trackback (x) |
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