■ADMIN■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■CATEGORIES■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

非情のライセンス 第3シリーズ #2
#178「兇悪の素顔・あなたと死にたい!」(1980年・S55・5月8日OA)

裏でいろいろと黒いことをやっている日東商事を秘密裏にマーク中の会田(天知茂)が、常務の池上を尾行して会社を訪れた途端、池上は企画調査室長の榊健作(漢字は当て字:平田昭彦)に「お急ぎ下さい、会田がまいります」とビルから無理やりダイビングさせられ、還らぬ人となる。

何の証拠も得られぬままターゲットに死なれた会田への矢部警視(山村聡)の風当たりはきつい。誰がチクったのか? 実は池上をつける会田の車を珈琲店「エスプリ」の伴兼次(角川博)が追っていたのを会田は迂闊にも気付かなかったらしい。その「エスプリ」にて、あからさまに怪しい池上の転落死を自殺で済まされご立腹の橘(渡辺文雄)に、ママ・しずえ(野川由美子)がこっそり聞き耳を立てているのを知ってか知らずか、日東商事の黒い霧を捜査中であることを打ち明ける会田。

パトロンの榊に情報を流し続けていたのはしずえだった。会田の籠絡を指示された彼女は2億円の小切手を会田に渡し、身を引いてくれと逮捕覚悟で懇願。だが彼は小切手をちゃっかり内ポケットにしまい込むと、驚くしずえに明日は手入れだと告げて平然と去る。しずえから知らせを受け慌てて機密書類をアタッシュケースに突っ込んで会社を出た榊は、そこでまんまと会田にケースを奪い取られた(小切手はこれみよがしに破って廃棄する会田)。

ところがしずえが本庁に現れ、ケースを返さないとヘリで無差別攻撃すると会田を脅迫した。鍵を開ける暇もなくアタッシュケースを返さざるを得なくなった会田だが、その夜、榊としずえの密会現場に現れてふたりを連行。だが肝心のケースはしずえが咄嗟に階下へ投げ落とし、伴の手に渡った。

夜を徹しての取り調べにシラを切り通すふたり。やがて夜が明け、総監室長(戸浦六宏)の逆鱗に触れた矢部さんは辞表を出すよう言われ、特捜部は解散を宣告された。このままでは証拠隠滅のために必ず消される、と止める会田を振り切ったしずえだが、案の定「エスプリ」で愚連隊に襲われかけ、偶然橘に救われてマンションへ。そこには会田が待っていた。彼の裏切り行為(←手入れの件)がどうしても許せないしずえは「負け犬には用はないわ。出て行って!」と声を荒げて追い払おうとするが、現れた榊と部下たちの脅しに屈し、アタッシュケースを保管する伴の居場所を吐いてしまう。

それを聞いた会田は連中を撃つと単身で伴を追い、彼からケースを奪い取った。背後に迫る刺客。現職刑事が殺されれば、持っていたアタッシュケースの中身も公になる――会田が死ぬ気でいることを悟ったしずえは彼の腕をとり、共に歩く。
「あなたと死んであげる」
刺客数名を従えてひと気のない公園まできた会田としずえ。人数分の弾は無く、絶対絶命の危機にさらされた会田はアタッシュケースを固く握り、片方の腕でしずえをぎゅっと抱きしめた。と、そこへ援軍が訪れ刺客は一網打尽に。ふたりの無事を確認し、微笑みながら近づいてきたのは橘だった(昭和ブルースは新録1番)

*雨に濡れながら歩くトレンチの会田の前にしずえさん登場、少し見つめ合ってそのまま去っていこうとした彼に彼女が傘を差しかけて一緒に歩いていく…というのがエンディング。絵柄はキマっていたが、なんだか繋がりが不明な雰囲気だった(特捜部が解散しちゃって職にあぶれたのかと思った)

*いきなり最終回のようなテンションの話。とはいえ、先週出てきたばかりの喫茶店のママがいきなりそんなアレだったと言われても戸惑うばかりだ(会田の白血病レベルに唐突)。それこそもっと最終回近くにもってきてもよさそうなものなのに。

*しずえさんの父は、汚職の責任を取って自殺。だから彼女は「父のような負け犬になりたくない」と、他人のために犠牲になる人生を毛嫌いしているらしい。信じたのに裏切られた、あんた負け犬よ!などととさんざん会田を責めてた彼女だが、そもそも榊の命令であそこ(警視庁のそば)に店を構えて会田たちに近づいて何食わぬ顔で情報を流していた強烈な裏切り行為はどうなんだろう。

*それにしても会田、奥さんがいるころからすでに顔見知りで、今では勝手にマンションに上がり込んでブランデー飲んでどっかりくつろげるような関係の女性に裏があるとは思ってなかったのかナゾである。

*ちなみに会田の奥さんとお腹の赤ちゃんのお墓(「会田家」の横に小さな無名碑)は港が見える場所にあって洋風。…もしや会田ってクリスチャン

*「刑事は殺されちゃいかんのだ!」がポリシーの矢部さんに従っていた第2シリーズとは違い、第3シリーズの会田は無意味に命を粗末にしがちである。奥さんの死が原因かもしれないが、これも絵柄的にウケを狙っているだけのようで、そういう状況の会田のイケてる仕草にいちいち「うおぉ〜」と盛り上がってしまうのは認めるけども複雑だ。クライマックスも、あのまま撃たれて鞄をとられてしまったらまったくの無駄死にだろうに。ま、そんな捨て鉢な会田を、橘さんがうまい具合にフォローしてくれてるようなのが嬉しいが。



| http://www.amachi.info/blog/index.php?e=171 |
| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス3 | 09:54 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑