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非情のライセンス 第3シリーズ #17
#193「兇悪のグラビア 警視庁を売るOL」(1980年・S55・9月18日OA)

警視庁で婦警さんとぶつかり「メガネ、メガネ」と古典的なギャグ(違)を実践している壜底メガネの女性・直子(結城しのぶ)を助けた会田(ごついタイとストライプシャツが相変わらず強烈な天知茂)は、彼女が自分を訪ねてきたと知り驚く。

1年前、国会議員・大沼(内藤武敏)にひき逃げされたことを表沙汰にして欲しいと語る直子。警官だった父に圧力が掛かり、当時は示談にされてしまったのだが、その父が最近になってひき逃げされて死亡、大沼が自身の出世のために父を抹殺したのではないかと彼女は疑っていた。大沼は会田が以前からマークしていた人物でもあったため、会ったばかりの直子を信用することにかすかな疑問を抱きながらも、彼は協力を約束する。

直子の証言は、几帳面な彼女の父が克明に綴っていた日記により裏付けされた。会田はその日記を預かり、大沼の魔手が伸びぬよう直子を安全な場所へ匿うのだが、彼の漠然とした不安は的中してしまう。直子は「会田に監禁されて偽証した」とマスコミに流すことを条件に、大沼から1億円をまんまとせしめて姿をくらましたのだ。大沼を捕らえるどころか自分が逮捕されてしまい、会田は橘警部(渡辺文雄)の取調べを受ける羽目になった。直子を追いたい会田は、真実を教えろと迫る橘に対し、あえて彼女の主張を認めることで保釈を得る。

壜底メガネをコンタクトに変え、奪った金で恋仲の男・志郎と逗子の海で束の間の青春を謳歌する直子のもとへ、会田が姿を見せた。彼女を消そうとする大沼の手先(実は会田が連れてきたのだが)との銃撃戦の最中、志郎は「面倒はゴメンだ」と直子を置いて逃げてしまった。悲観して入水自殺を図ろうとした直子を自ら海へざぶざぶと入り込んで助けた会田(塩水かぶって大健闘。一番ハラハラしたシーンだ←暴言)は、父の無念を晴らしたくはないのかと彼女を諭す。「寂しかったの・・・!」直子は会田にすがって泣き崩れた。

大沼の裁判の日。出席が危ぶまれた直子だが、再び壜底メガネで姿を見せるのだった(昭和ブルースは1番)

*初めて見る第3シリーズ。オープニングの額から“情”ビーム、聞きしに勝るインパクトだった。タイトル文字に迫力がなくなったのと、役名が出てこなくなったのが残念(誰が誰だか分からんじゃないか)。それよりも新録の「昭和ブルース」が風呂場の鼻歌調(失礼)なのがちょっと・・・(もっともEPのほうは、後発のものも全てオリジナルの再録なので安心?だが)

*既に剣さん@江戸の牙を経て明智センセイも佳境の天っちゃん(49歳)が演じる会田刑事。ルックスは見慣れているとはいえ、声の出し方が違う(高い?)というか、サングラス姿が怖いというか(それはいつものこと)、どうも80年代のライトな世界観(BGMもなんだか軽かった)とのギャップに違和感があるような雰囲気だった。小林君チックに若く垢抜けている同僚(村井刑事:高田洋)が側にいるのも、そのスジの事務所みたいなおどろおどろしい面子揃いだった第1・第2シリーズの特捜部と比べると物足りない気がした。



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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス3 | 09:56 PM | comments (x) | trackback (x) |
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