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非情のライセンス 第2シリーズ #71
#123「兇悪の情熱」(1976年・S51・2月19日OA)

関東ヤクザ連合会長・田代(潮万太郎)の屋敷が手製爆弾で狙われた。やったのは近頃やけに羽振りの良い柳井組らしい。四課主任・南條刑事(小林昭二)や会田(天知茂)たちは、ゴミ運搬員(←南條さん達)やら女子トイレでの張り込み(←会田&坂井)やらを地道にこなし、柳井組が“世革動”(=世界革命行動分子)メンバーの高野邦明(佐々木剛)と結託、高性能の爆弾を作らせていることを突き止める。

ある夜ふらりと柳井組を抜け出た高野はバー・エスカルゴへ。美人ママの泰子(弓恵子)と何やら話して外へ出た彼は、何者かに火炎瓶を投げつけられ全身火だるま。会田と一緒に彼を尾行していた坂井(宮口二郎)の助けも間に合わずに死亡してしまう。会田は犯人に追いつき、火炎瓶を振り上げた男に威嚇射撃をしたところ、足を撃ったはずなのに頭上の火炎瓶が破裂、こちらも火だるまで死んでしまった。

矢部警視(山村聡)にさんざん非難される会田だが、どうしても自分の弾が火炎瓶に当たったとは思えない。そこで、柳井組インテリ幹部の工藤(平田昭彦)の妹でもある泰子の元を訪れ、無残な姿になった高野の写真をつきつけて脅しをかける。坂井が現場を見ていた柳井組のチンピラを締め上げてくれたことも手伝って、ようやく真相が明らかに。会田と同タイミングでサイレンサー付き拳銃をぶっぱなしたのは、泰子の兄だったのだ。疑いが晴れて意気揚々と部長に報告する会田だったが、工藤が爆弾を抱えてビルに立てこもったとの知らせを聞いて急ぎ現場へ駆けつける。

南條や泰子が説得にあたっている間、こっそりビル内に忍び込む会田と坂井。しかし「会田さん何をするんですか!」「危険です会田さん!」となぜか会田ばかりが警官たちに引き止められてマゴマゴ出遅れているうちに(まごまごしていたのは引き止められたためだけではなさそうだったがそこは贔屓目ということで)、スタートダッシュした坂井が颯爽と縄梯子を伝って工藤のいる部屋へ押し入った、と思ったらガンガン撃たれて大ピンチ。そこへようやくたどり着き惨状を目の当たりにした会田は、容赦なく工藤に全弾をぶちこんで終止符を打つのだった(昭和ブルースは1番)

*死んだフリして会田と部長と視聴者を驚かせてくれたが坂井さんは無事。

*またもや宮口さんが大活躍な回。おまけに今回は奥様(=弓恵子)さんがヒロインときている。張り込み時の写真を見て「なんですかこの女は!」とちょっと照れつつ口走るサービスあり(会田の「いい女だろ?」に思わず「ええ」とか言ってるし)

「そこでちょっと寝ておけよ坂井」と洋式トイレを指差す会田、トイレで張り込む二人にカレーライスを差し入れる右田。どないですか。

*主要人物名(高野、工藤兄妹など)とおおまかな筋は原作「兇悪の炎」と同じ。高野の写真を突きつける兇悪ぶりは原作通りだが、屋根からズバットアタック(違)なんてのはもちろんドラマだけ。

*佐々木さん(ライダー2号)・小林さん(おやっさん)・宮口さん(ゾル大佐)と、ライダー関係の人が集ったいかにも東映な布陣。だがヒーロー役者が火だるまってところがこの作品の非情なところだ。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 02:33 PM | comments (x) | trackback (x) |
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