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非情のライセンス 第2シリーズ #65
#117「兇悪のざんげ」(1976年・S51・1月8日OA)

矢部警視(山村聡)の家に招かれた会田(天知茂)たち(右田&谷刑事)は、彼の娘(二本柳敏恵)から、友人・井出秋子(村松英子)の婚約者だった峰岸正之(西沢利明)が転落死を遂げた事件を調べ直して欲しいとの依頼を受けた。折りしも秋子が自殺未遂を図ったとの知らせが舞い込み、会田は病院へと向かう。

『いかにもアーメンって言いそうな女だ・・・』
秋子を前にしてどうも苦手意識が否めない会田だが、敬虔なクリスチャンである彼女が自殺するには相当の理由があると睨み、背後にいる金井五郎(大村文武)という男を突き止めた。

金井は死んだ峰岸の幼馴染で、ヤクの運び屋。峰岸がヤク中だったことから、なんらかの諍いで峰岸を突き落とした金井が、それを目撃した秋子を脅していたのではないかと会田は推理する。現に金井は命をとりとめた秋子を呼び出し銃を向けた。そこを救った会田は(金井はムダに声の良い兄貴分:森山周一郎らがあっさり射殺)秋子の口から、フィアンセ・峰岸の同意の下で金井に回されたこと、一緒に死んでくれと迫る峰岸を思わず突き飛ばしてしまったことを聞き出した。やつらは人間のクズだ!とはき捨てた会田は正当防衛を示唆するが、事実はどうあれ心の中では殺したいと思っていた、と泣き崩れる秋子。

「俺には神様のことは分からん。でも神様はアンタのことを心配してるんじゃないかな」罪の意識に苛まれる彼女をそう励ました会田は麻薬取引の場に出向き、金井の兄貴分たちを有無を言わさず皆殺しにしたうえ、不幸の根源であるヤクが詰まったケースを蹴り飛ばすのだった(教会で懺悔に励む秋子を眺めつつ昭和ブルースは1番)

*独白が多かったりで、なんとなく会田のキャラクターが原作に近いテイストの作品。ところでラストの襲撃シーン、暗くてよく分からなかったのだが、ハンドルに手錠を掛けてたグラサンの運転手は、会田に脅された取引相手?(それともあれが会田?)

*お茶でくちゅくちゅして娘と会田に睨まれる矢部さん。「俺がくちゅくちゅくちゅってやると、奇妙に会田君のカンがひらめくのさ」と悪びれることなく再度くちゅくちゅ。はっきりいって汚いですよ矢部さん(でも意外にかわいかったり)。

*「こいつがキミ(=会田)に調べてもらいたいと言うんでね」「私、会田さんのファンなのよ」などと会田ヨイショに余念がない矢部さん父娘(残り二人は蚊帳の外)。会田をムコにでも貰うつもりか矢部さん。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 02:39 PM | comments (x) | trackback (x) |
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