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非情のライセンス 第2シリーズ #14
#66「兇悪のロマン」(1975年・S50・1月2日OA)

心中とおぼしき死体が林中で発見された。昼食についてきて、心中はロマンなのだよ会田クン、と熱く語るボーイッシュな女性記者に、心中死体がいかにえぐいかを血が滴るようなビフテキやらエスカルゴやらを食べながらじわじわと話してきかせる会田(天知茂)。食べ方はお上品だが、正月OAというのにちょっとダーティーだ。

ハンドバッグから割り出された女の身元は、大富豪・道家仙太郎(曾我廼家明蝶)の若き妻・雪絵(浜田ゆう子)だった。どうやら男の方は彼女の浮気相手らしい。ただ、遺体のネックレスが、男の馴染みで行方不明になっているホステスのものではないかとの疑惑が浮上。特捜部は道家氏をマークするため、江沢啓子刑事(江波杏子)を口述書記として潜入させた。

自叙伝に対し歯に衣着せぬ感想を述べる啓子を気に入ったらしい道家氏は、事件の真相めいたものをぽつぽつと語り始め、なんと彼女にプロポーズ。一方、道家氏の行くところ頻繁に後を追いかける無言電話。電話の主は誰なのか? そして“恋人”として啓子にコンタクトを図る会田の背後を銃が狙う…!

…真相は控えるが(というより分かったような分からなかったような微妙な感じだった)、老いに抗う富豪の哀しさがひしひしと伝わってくる、ちょっぴり寂しさ漂う男女のロマンが展開されていた。(昭和ブルースは4番)

*美女シリーズでもたまに使われていた迎賓館前にて、豪勢な衣装の啓子さん(道家氏の破格のお給料で買ったのか?)とすれ違う会田。しばらくしてお互い「あっ」と気付いて後戻りするのがラストシーン。あのあとお茶でも飲んだのだろうか。

*椅子取りゲーム(?)で後れをとる矢部警視(山村聡)、女性のスリーサイズを記憶から割り出す大門刑事(高城丈二)など、特捜部内のライトな雰囲気が面白かった。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 03:46 PM | comments (x) | trackback (x) |
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