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非情のライセンス 第2シリーズ #12
#64「兇悪の空白」(1974年・S49・12月19日OA)

線路上をフラフラさまよっているところを保護された右田刑事(左とん平)。後頭部を強打され、記憶を一部分失っているらしい彼は「死」と「7」の文字に反応する。7のつく日に誰かが死ぬ…? 空白の時間を辿るうち、自分を注視する謎の女性・三原りえ(西尾恵美子)を発見、真相を聞き出そうとするのだが、眉間を深くした会田(天知茂)は「君は俺を狙撃した犯人を追っていたんだ」と打ち明け、それ以上の深追いを禁じる。狙撃の現場に偶然居合わせた右田は、会田あての電話を受けて身代わりで赴き、災難に遭ったのだ。

一方、会田は独自の捜査(天知ファミリー・岡部さんからのタレ込み情報など)で狙撃犯人・遠山(服部哲治)の居場所を突き止めた。しかし遠山は尋問中に何者かの銃弾に倒れ、依頼者は女だと言い残して絶命。直後にかかってきた脅迫電話と部屋にあったバーのマッチから、会田もまた、三原りえへとたどり着く。

1年前、りえの息子は凶悪犯に拉致された。ひとりの刑事が彼女を制して後を追い、視界から消えた。やがて銃声――駆け付けた彼女が見たのは、刑事に抱かれた動かぬ息子の姿と、「奴が、奴が…」と呟く瀕死の凶悪犯。それ以来、りえは情夫・石津(勝部演之)や遠山の手を借りて、ただひたすらその人殺し刑事・会田を息子の命日(=12月7日)に殺すことだけを生き甲斐にしていた。

日付にこだわった故か、単身でバーを訪れた会田に手を出せず、自宅にまで姿を見せたときも狙撃に失敗した石津を置いて逃げたりえだったが、12月7日、息子の墓前にぬけぬけと花を手向けに来た会田にようやく銃口を向ける。邪魔をしないよう会田によってモーテル(1泊8000円)に監禁されていた右田が割って入るが、会田は彼女の好きにさせろと言い、引き金を引くよう命令。その言葉に釣られるようにりえは指に力を込める。

弾は会田の左腕に命中した。思いつめていたりえの表情に変化が表れたのを見て会田はその場を去る。後に残った右田は、死んでやると叫ぶ彼女を、身を持ってあんたに勇気を与えた彼の気持ちが分からないのか!と叱咤激励して立ち直らせるのだった。

病院の玄関にて。怪我を銃の暴発で片付けた会田と、記憶喪失の後遺症でさっきのことは何も覚えていないととぼける右田。その頃りえは、何かが吹っ切れたような安らいだ表情で息子の墓標を見つめていた(昭和ブルースは1番)

*こんな捨て身の説得してたら身体がいくつあっても足らんぞ会田!(でもそれがまた悔しいほどカッコいいから許す←悔しいのか)

*1年前の事件の回想シーン、会田は白のトレンチを着て雨の中を床に転がって頑張っていた(銃を捨てたら子供を返すと言われてその通りにしたら卑怯にも向こうから発砲、子供を自分の体で庇って撃ち返したものの、子供はすでに被弾してこと切れていたというのが真相)。ちょうどそのシーンのものと思われる、髪はくりんくりんでいろいろと凄まじいスチール写真が家にあるのだが、動いていると不思議にカッコよくみえるのも悔しい←だからなぜ悔しいのか

*とん平キャラは第2シリーズが一番いいヤツのような気がするなあ。

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| TVドラマ(現代劇)::非情のライセンス2 | 03:46 PM | comments (x) | trackback (x) |
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