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江戸の牙 #12
「純情 魚河岸の政」(1979年・S54・12月18日OA)

棒手振(=ぼてふり)の魚政こと政吉(せんだみつお)は本所方の熱血サポーター。彼らの悪口を言う連中に威勢の良いタンカをきっていたかと思えば志乃さんの前ではナハナハ、やたらと賑々しいこの男が災難に巻き込まれたのは、本所方の宴会に参加してカッポレを披露した夜のことだった。

本所からの帰りに出会った友人・伸次(関戸純)と飲み直し、悩み相談に応じていた政吉は、別れるなり見ず知らずの男の死体にのしかかられてビックリ仰天。しかもその死体には、自分の銘入りの包丁が深々と突き刺さっていたのだ。

すべては最近流行りの水茶屋(実は売春宿)「銀猫」の大ボス・庄兵衛(山岡徹也)が、長屋の立ち退きを巡って対立していた大家を殺すために仕組んだワナだったのだが、そんなことは知る由もない政吉は捕まるのを怖れて逃亡。事件を知った剣さん(天知茂)たち本所方の面々は徹夜で政吉を探す。

小屋で震えていた政吉。とりあえず俺と来いという剣さんに「連れて行かれるくらいなら死ぬ!」と抵抗したが、志乃さんにほだされその気になりかける(彼女のシリーズ屈指の見せ所)。しかしまもなく現われた定町廻りの坂崎(小林勝彦)に身柄を拘束されてしまった。

無実を証明してくれるはずの伸次に、会ったことすら否定され(そりゃ彼は庄兵衛とグルだったのだから仕方ない)、ショックで番所を飛び出した政吉は、剣さんの目の前で坂崎(「銀猫」にワイロを貰っている)にばっさり斬られて事切れた。坂崎を焼き殺しそうな目つきで睨んだ剣さんだがその場は政吉の遺体をお姫様抱っこして運ぶだけにとどめ、改めて「銀猫」へ乗り込むと、事が上手く運んで喜ぶ庄兵衛と手下、さらにワイロを貰ってウハウハしている坂崎を皆殺しにするのだった。

*二刀流を使うまでも無く抹殺。
*いつもは「何者だ貴様ら!」→「閻魔様のおつけえよ」のパターンなのだが、今回は最初から顔と身分がバレバレなので相手に「何をどぶさらい役人が!」とつっこまれていた(間髪を入れず「おっと俺たちゃな、 閻魔様のおつけえよ」と言ってニヤリと壮絶な笑みを浮かべる剣さんがこれまたカッコいい)
*半さん、兵さんがなぜか伝さん化<支度シーン
*今回の伝さんは紫のたすき。兵さんのたすきも色っぽく変化。

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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 11:03 PM | comments (x) | trackback (x) |
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