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笹沢左保股旅シリーズ#3
「暮坂峠への疾走」(1972年・S47・3月18日OA)

「竜が舞うほど足が速い」のでその名がついたという、竜舞(=りゅうまい)の銀次(天知茂)。渡世人にしては人が善すぎるのか、受けた頼みは断り切れないタイプの彼は、通りすがりの旅人やら村の衆やらに良い様に使われたり騙されたり散々な目に遭っていて、とうとう相棒まで亡くしてしまった。

可哀相な相棒の墓を作ってやっているところへ、「国定忠治の首を盗んできてくれ」と頼みに来た男が二人。さすがに懲りた銀次は二人を追い返すが、ちょっと好奇心に駆られて(それが彼のイカンところだと思うわけだが)処刑場近くまで足を伸ばし、泊まった農家で相部屋になったいかにもワケありげな若い女性・おしず(梶芽衣子)が親の遺言とかで忠治の首を切望していることを知ると、やる気モード全開になってしまう。

処刑場から首をかっさらい、待ち合わせの峠まで猛ダッシュしてきた銀次を待っていたのは、物騒な手下をしたがえた先の男たちと、小奇麗な衣装に身を纏ったおしずさん。実は彼らはグルだったのだ。やっぱり騙され利用されたと知った銀次は、おしずさんに哀しい瞳を向けながら、口封じに襲いかかる男たちに対峙するのだった・・・。

原作とは違う展開なのが救いといえば救いだが、なにやら昭和ブルースが聞こえてきそうなラストではあった。

忠治の首を背負った銀次、待ち合わせ場所の暮坂峠までとにかく走る、走る、走る。・・・しかし、竜が舞うのは観たことがないとはいえ、ああいう走りをいうのかどうかは正直微妙だ。おまけにどうやらスタントさんっぽい疾走シーンもあって、一番の見せ所(だってタイトルがそうだから)がえらくあっさりしていたのが難点か。だいたい、「足速そう」なんていう形容は、「爽やかそう」と同じでどの時代の天っちゃんにも当てはまらないのではないだろうか?(失礼) しかし、気が良いせいで頼みごとはつい引き受けてしまうあたりは「素」でいけそうで、合っているといえば合っていた。

*原作について
(主人公の描写)
長身で、大柄な身体である。表情を引き締めると、端正な顔に凄みが漂う。
後半はともかく前半はどうよといったところだが、ドラマはほぼ原作通り。
ただラストが決定的に違っていた。そこが改変されていたからこそ、ドラマの方はいまひとつしっくりこなかったのかもしれない。しかし50年〜60年代の死ぬか逃げるか捕まるかな天っちゃんならともかく、(前に「ダーク」がつきそうでも)ヒーロー役者に変貌していた彼にはちょっと似合わないかもなあ、原作は。

*それにしても、70年代以降で、天っちゃんが劇中で死んでしまうような作品ってあるのだろうか?(あっ、ネタバレ)

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| TVドラマ(時代劇)::その他(単発など) | 12:49 AM | comments (x) | trackback (x) |
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