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神州天馬侠 第一・二部
『神州天馬侠』 第一・二部

第一部 武田伊那丸(1954年・S29)
織田勢に敗れた武田勝頼。寺に預けられ生き延びた二男の伊那丸(藤間城太郎)は、快川国師(市川段四郎)から武田家再興のための埋蔵金の在り処が記された系図と宝刀・三日月丸を託され、加賀見忍剣(細川俊夫)と共に僧正谷へと向かうのだが、途中で野武士の集団に襲われ、忍剣と離れ離れになった挙句に囚われの身となってしまった。

僧正谷の蔦鳥(藤間紫)は伊那丸の身を案じ、呼ばれて心持ちギクシャクと緊張気味にやってきた木隠龍太郎(天知茂)を派遣する。ところが六部に扮した胡散臭くて無口な彼は若君を必死に探す忍剣と反射的にやりあってしまい、その間に伊那丸君は野武士の頭領の娘・咲耶子(川田孝子)にさっさと助けられて馬上の人。
龍太郎「おい、今の馬は伊那丸君ではないのか」
忍剣「アッしまった」


・・・なにやら使えないコンビが誕生して無事伊那丸君と合流したのも束の間、頭領に造反し系図を奪った呂宋兵衛(江川宇禮雄)に追いつかれた一行。呂宋兵衛の妖術に真っ先に倒れた龍太郎は、まともに紹介もされずに伊那丸君(川に落ちて行方知れず)と離れ離れになってしまうのだった…。

*龍太郎初登場の巻。原作ではかなりの剣の達人なので、刀さばきはなかなか美しかったとはいえ、実質何の役にも立っていないところがトホホな若者である(伊那丸クンたち少年少女が強すぎるからなあ)

*唯一カッコいい大人は壮絶な最期を遂げる快川国師。

第二部 幻術百鬼(1955年・S30)
呂宋兵衛の妖術からやっと立ち直ったものの、敵に背後から圧し掛かられて倒れたり崖から落ちたりやっぱり使えない味方サイド(主に龍太郎)をよそに、川に流された伊那丸君は竹童くん(佐藤信)操る怪鳥クロに助けられて無事だった(そして龍太郎は何食わぬ顔で味方の一行に加わり伊那丸君と合流)。

龍太郎(と竹童くん)だけでは心もとないと思ったに違いない蔦鳥姐さんは、妖術を無効にする笛を奏でる小鷺ちゃん(小園蓉子)を追加派遣、一時は呂宋兵衛を捕えたかにみえたがあいにく別人。奪われた系図を取り戻すため「斬りこんでしまえば、我らいささかの遅れもとりませぬ!」と切れ者発言をして(by 龍太郎)敵の牙城に乗り込む一行だったが、水責めにあって系図どころかもうひとつの重要アイテム・宝刀三日月丸まで奪われてしまう。大ピンチ!というところで終了。

*そして龍太郎はここといって見せどころのないまま第三部へ。

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| 映画::新東宝 | 11:30 PM | comments (x) | trackback (x) |
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