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『大東亜戦争と国際裁判』
『大東亜戦争と国際裁判』(1959年・S34)

前半は太平洋戦争のダイジェスト、そして後半は東京裁判の全貌と東条英機(嵐寛寿郎)らの処刑までを描いた作品。例のごとく淡々と流れてはいくものの、連合国側の検事が見るからにイヤミな感じで、アラカンさんはいつも通り説得力に満ち溢れていたりするせいで、理不尽な法廷だったんだなあと心底思ってしまう展開になっていた。絞首刑執行のシーンが胸に重苦しく残る。

さて天っちゃんの役柄はクレジット(4順目)によれば戦艦大和・副長。昭和20年4月、特攻作戦に赴く途中の艦上が映るシーン(本編開始約20分後)に初登場するのだが、副長にしてはなんだか隅に追いやられており画面右端)、アップになっても(画像)激戦地で虫喰ってた一兵士(『潜水艦ろ号未だ浮上せず』)とたいして変わらないような風貌であった。

*この後、一言のセリフも貰えないまま大和はあっけなく撃沈されてしまう。しかし実は大和の副長(能村次郎氏)は生き残っておられ、新東宝の『戦艦大和』の教導もしてらしたそうである。戦争映画での死亡率は意外に低い天っちゃんだ。

*東京裁判シーンなど、基本はカラーだが、太平洋戦争のシーンはすべてモノクロ。

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| 映画::新東宝 | 11:13 PM | comments (x) | trackback (x) |
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