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江戸の牙 #16
「慕情 嵐を呼ぶ地獄船」(1980年・S55・1月15日OA)

伝さんの刀はなぜ普段は竹光なのか、その真相が判明する回。

嫁入り直前にかどわかされた呉服商の娘の亡骸が川に浮かんだ。通りがかった伝さんは、ギャラリーの中のひとりの女・お銀(田島令子)を見て顔色を変える。下駄の鼻緒切れという絶好のチャンスで近づき言葉を交わして以来、彼の心は彼女でいっぱい。心配する剣さん(天知茂)にも「幽霊に出くわしちまった・・・」と呟くだけで多くは語らない。

一方、妙齢の大店の娘が行方不明になる事件が周期的に起こっており、いづれも拉致前に同じ女に髪を結ってもらっていたことが分かる。その髪結いこそ、目下伝さんがホの字のお銀。娘たちを外国へ売り飛ばしている平戸屋夫婦(近藤宏・新井麗子)に拾われた彼女は、彼らの言いなりで手引きを担当していたのだ。

彼女の始末は俺に任せてくれと単身でお銀をそれとなくストーキングしていた伝さんは、秘密を知られちゃ敵わんと平戸屋が放ったならず者たちに(罠と知っていたらしいが)襲われた。竹光でもめっぽう強い彼だが、お銀を人質に捕られると抵抗できなくなり、なすがまま。

そのころ本所方では、今日あすにでも売り飛ばされそうな娘たちを案じた半さん&兵さん(藤村俊二)が、伝さん抜きでも平戸屋に乗り込もうとリーダーに談判中。しかし剣さんは彼を待つといい、実はお銀は、伝さんの亡き愛妻・加恵にうり二つであること、加恵さんは誤って伝さんの刃に倒れたことなどをまるでその場にいたかのように詳細に語り始める(ちょっと明智センセイが乗り移ったよう)。

傷を負いながら本所方に戻った伝さんに、お銀は人身売買の取引時刻と場所を告げた。4人揃って平戸屋に乗り込んだ牙メンバーは悪人どもをメッタ斬り、蔵に押し込められていた娘さんたちを救出した。

情状酌量で八丈送り3年が決まったお銀に、伝さんは無事に帰って幸せになれと励ますのだった。

*#3「阿片!墓標なき男」に続く伝さんのハードな過去・第二弾。このところ三枚目っぽくなっていたのでシリアスキャラに引き戻したのか。

*半さん&兵さんが舟でぎっちらこ、橋の上には剣さん、という珍しい牙登場シーンだった。しかも任務完了(=ラスボス成敗)時、呼子が聞えてきてちょっと焦って(でもいつも通りすちゃちゃちゃとカッコつけて)の納刀も。

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| TVドラマ(時代劇)::江戸の牙 | 10:55 PM | comments (x) | trackback (x) |
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